...これは誠に目覚しく...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...目覚しい石である...
泉鏡花 「瓜の涙」
...僧都 や、目覚しく、美しい、異(かわ)った扮装(いでたち)でおいでなさる...
泉鏡花 「海神別荘」
...目覚しき獅子の皮の...
泉鏡花 「凱旋祭」
...その目覚しさは……なぞと...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...その時にこの浮かぶ飛行島がどんな目覚しい働きをするか...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...父親(てゝおや)は毀(こは)れかけた目覚し時計を扱ふやうに懶(だ)らけた頭に矢鱈(やたら)に螺旋(ねぢ)をかけてみたが...
薄田泣菫 「茶話」
...1839年の流行とくらべて目覚しい状態があった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...その後の再建が目覚しく...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...夜の都の活動を目覚しく物語るに充分なくらい...
夏目漱石 「明暗」
...此詞(これ)が目覚しの時計より胸にひびきて...
樋口一葉 「大つごもり」
...目覚しい反射運動を始めた...
久生十蘭 「魔都」
...(これはまったく驚嘆すべきことであるが!)更に目覚しいものがあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...さして目覚しい出来ごともなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そんなことを云つて暗に自分は目覚しい水泳の選手であるといふことを仄めかしたのである...
牧野信一 「或る日の運動」
...自己を確実に保つ事の目覚しさを希うて居る...
宮本百合子 「大いなるもの」
...朝になると、目覚し時計が、三匹の小熊さんを起します...
村山籌子 「三匹の小熊さん」
...鶏なども決して目覚し時計のように精確なものではない...
柳田国男 「雪国の春」
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