...同様に目覚しかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...実に目覚しいものであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...目覚しい石である...
泉鏡花 「瓜の涙」
...色の白さは目覚しい...
泉鏡花 「絵本の春」
...目覚しき獅子の皮の...
泉鏡花 「凱旋祭」
...その時にこの浮かぶ飛行島がどんな目覚しい働きをするか...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...土地の高さとコレラ死亡率の低さとの関係ファー博士は1849年に種々なロンドンの地区におけるコレラの死亡率とその土地の高さとの間に目覚しい関係を見つけた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...就中佐久間は目覚しく働いたと見えて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...向うも遠いけれども、コジあけた穴の大きさに限りがあるものだから、そこで手の届く限りは掴み出してしまって、再び穴をくりひろげるか、そうでなければ、櫃を打壊すか、ひっくり返すかしないことには、取り出せなくなったので、神尾が手を休めて見返ると、お絹が拾い集めてはいるが、お絹一人の手では間に合い兼ねて、四辺(あたり)は燦爛(さんらん)たる黄金白銀(こがねしろがね)の落葉の秋の景色でしたから、この目覚しさに、自分のしたことながら、自分のしたことに目を覚して、その夥(おびただ)しい金銀の落葉に眩惑し、現心(うつつごころ)で、その中の一枚を拾い取って見ると、疑う方なき正徳判の真物(ほんもの)……その時に廊下で、咳払(せきばら)いがして、人の足音が聞え出す...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜の都の活動を目覚しく物語るに充分なくらい...
夏目漱石 「明暗」
...此詞(これ)が目覚しの時計より胸にひびきて...
樋口一葉 「大つごもり」
...これは明日の朝の目覚しに飲むんだから...
久生十蘭 「魔都」
...警視庁の内外では触れなば火を発せんとばかりに目覚しい活動が続けられているが...
久生十蘭 「魔都」
...(これはまったく驚嘆すべきことであるが!)更に目覚しいものがあった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そんなことを云つて暗に自分は目覚しい水泳の選手であるといふことを仄めかしたのである...
牧野信一 「或る日の運動」
...当初から「W」の攻撃が目覚しく五―対―十の順序で...
牧野信一 「サクラの花びら」
...自己を確実に保つ事の目覚しさを希うて居る...
宮本百合子 「大いなるもの」
...朝になると、目覚し時計が、三匹の小熊さんを起します...
村山籌子 「三匹の小熊さん」
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