...彼は活ける模範となりて天下の源氏を蹶起せしめたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...活ける神人なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...活ける神をぞ慕う」...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...今日尚活ける民間の説話界に求む可く...
高木敏雄 「比較神話学」
...墓地に咲いてゐた夾竹桃を切つて活ける...
種田山頭火 「行乞記」
...彼はそれを花瓶に活けるではないか!胃袋が強すぎて頭脳が弱すぎる...
種田山頭火 「其中日記」
...櫨を活ける、燃えあがる情熱だ、同時に情熱の沈潜だ、赤の沈黙だ、自然の説法だ...
種田山頭火 「其中日記」
...鬼百合を活ける、力強い花である...
種田山頭火 「其中日記」
...土手から摘んできた河原撫子を机上の壺に活ける...
種田山頭火 「其中日記」
...くちなしの花を活ける...
種田山頭火 「其中日記」
...夏水仙を持つてかへつて活ける...
種田山頭火 「旅日記」
...藪椿を活ける、藪椿は好きだな...
種田山頭火 「松山日記」
...するとイエズスは『人は活けるはパンのみによるに非ず...
永井隆 「この子を残して」
...あるいは活ける世が影なるかとシャロットの女は折々疑う事がある...
夏目漱石 「薤露行」
...協団は活ける力であって...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかし理法は活ける精神であって死せる形骸(けいがい)ではない...
柳宗悦 「工藝の道」
...木犀を剪って、活けるつもりで、そのまま出奔したもののようであった...
山本周五郎 「山彦乙女」
...万物の造り主である活ける神は...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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