...我々は目ざましい曳網を数回やって...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...多くの障礙(しょうがい)と困難に戦つた目ざましい彼女の半生が描いてあつた...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...知名な無政府主義者として目ざましい活動を始めた彼女の上には...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...また近年目ざましい進歩をしたいわゆる航空術などもやはり応用物理学の一つと云って差支えはあるまい...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...其後「命の洗濯」「旅行日記」「目ざまし草」など追々爺さんから自著の冊子を送って来た...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...シュワルツワルト(黒森山)の杜鵑(ほととぎす)の声を出すだけの目ざまし時計より...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分たちさえも目ざましいほどでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...仕事の捗(はかど)ること目ざましきばかりです...
中里介山 「大菩薩峠」
...目ざましい出世をしようといふ三千五百石の大旗本に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「彼」があのやうにすさまじい興奮に引づられてづる/\と次から次へ堕ちてゆく目ざましさは...
牧野信一 「海浜日誌」
...兄さんの将来の目ざましい成功は故郷の何人も期待して疑いません...
「海流」
...大斧を揮っていた目ざましき勇士は何者か」と...
吉川英治 「三国志」
...目ざましく進出した...
吉川英治 「三国志」
...ふと目ざましい大将姿が六...
吉川英治 「私本太平記」
...一きわすぐれた目ざましいお討死(うちじに)でござりました」「時とはいいながら...
吉川英治 「神州天馬侠」
...十八公麿の学業が目ざましい進み方で上がってゆくのを見て...
吉川英治 「親鸞」
...この地方の進歩はじつに目ざましい...
吉川英治 「平の将門」
...彼方の岸辺にひめられている無数の幕(とばり)と、そして楯(たて)や防材を組んだ塁や、また、遠方此方(あちこち)の森や民家の陰にいたるまで、およそそれの見えぬ所はないほど赤い旗の翩翻(へんぽん)と植え並べてある盛観に、「あな、目ざまし」と、思わず眼をみはったのであった...
吉川英治 「源頼朝」
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