...彼は皮肉屋で、いつも振る舞いが不快だ...
...あの人は皮肉屋だけど、実は本当は優しい人だ...
...皮肉屋な言い方だが、それが実際のところだ...
...あのテレビ番組の司会者は皮肉屋で、視聴者から好評を博している...
...彼女が皮肉屋だと知っていたら、冗談を言っても本気にしてしまわなかったのに...
...緑雨も毒舌家とか皮肉屋といはれる半面に情に脆いところがあつて...
伊庭心猿 「緑雨と一葉」
...ユウェナリス(皮肉屋...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...例の皮肉屋バアナアド・シヨウが『新聞切抜(プレツスカチング)』といふ一幕物で...
薄田泣菫 「茶話」
...皮肉屋のトエインはにや/\笑つて...
薄田泣菫 「茶話」
...すると皮肉屋の日野氏は感心したやうに頭(かぶり)を掉(ふ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...帽子**7・10(夕)皮肉屋のチエスタアトンは...
薄田泣菫 「茶話」
...皮肉屋のトルストイは...
薄田泣菫 「茶話」
...皮肉屋の彼はにやにや笑つて...
薄田泣菫 「独楽園」
...皮肉屋のリュシアンが或愛書狂に自著の小冊子を贈った時に...
辰野隆 「愛書癖」
...それから後も皮肉屋の女の癖は改まらず...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...次にルーシンは、皮肉屋で、露骨(ろこつ)な毒舌(どくぜつ)をふるう医者だが、彼女というものを一番よく見ており、また誰より深く彼女を愛してもいながら、そのくせ陰でも面前でも、彼女の悪口ばかり言っていた...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...其頃皮肉屋の齋藤緑雨が...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...皮肉屋もおりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひどい皮肉屋になった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...恥を知れ」法律家が皮肉屋に戻ってしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...皮肉屋でとおったムッツリとした燕路(えんろ)も...
正岡容 「寄席」
...皮肉屋で警句家の一人は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...おどけやの皮肉屋で朝から晩まで茶化してゐる狂歌師か...
吉川英治 「折々の記」
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