...「あるいは百尺竿頭一歩(ひゃくせきかんとういっぽ)を進めて...
芥川龍之介 「路上」
...庭の噴水のさきが百尺竿頭一歩を進めたと云ふ悟りのやうに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...すなわち一度は忠実なる門下生となってその上において我等は百尺竿頭(かんとう)に一歩を進める底(てい)の心掛けが肝要なことであります...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...△百尺竿頭一歩を進めよといふ言葉がある...
田山録弥 「くつは虫」
...維新大改革の猛勢をば百尺竿頭の外に一転せよ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...さらにマヂニーの百尺竿頭(かんとう)及ぶべからざるものあればなり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)に上(のぼ)りつめたと自任する人間の自惚(うぬぼれ)はまた急に脱落しなければならない...
夏目漱石 「思い出す事など」
...然し斯様(かよう)に百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)に一歩を進めた解決をさせたり...
「高浜虚子著『鶏頭』序」
...百尺竿頭更一歩進(ひゃくしゃくかんとうさらにいっぽをすすむ)とかいうのだった...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...百尺竿頭更一歩進といふのでございます...
長谷川時雨 「吾が愛誦句」
...例の百尺竿頭更一歩進でした...
長谷川時雨 「吾が愛誦句」
...百尺竿頭一歩を進めて当然その噺も...
正岡容 「小説 圓朝」
...百尺竿頭に保っている...
宮本百合子 「落ちたままのネジ」
...抽斎は百尺竿頭(ひゃくせきかんとう)更に一歩を進めてこういっている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...而して其亡ぶるや未だ嘗て其国民が当初の品格を失墜したるに因(よ)らずんばあらず噫(あゝ)今に及んで百尺竿頭...
山路愛山 「英雄論」
...もしそれ百尺竿頭(かんとう)...
夢野久作 「近世快人伝」
...それからさらに百尺竿頭百歩を進めて...
夢野久作 「少女地獄」
...百尺竿頭(かんとう)一歩を進めた質問を発せしめた...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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