...それが彼には心強い気を起させた...
芥川龍之介 「路上」
...一人の女を泥沼から救へるのだと云ふ強い気持...
武田麟太郎 「日本三文オペラ」
...底にやつぱり源家の強い気象を持つて居られたと言ふひともございませう...
太宰治 「右大臣実朝」
...しかしどうかしてこの書を一字一句余さずに精読(実際自分のような「手から口へ」の生活者には翻訳でもする以外にはそんな余裕は与えられはしない)したいという強い気持が自分に元々あったために...
辻潤 「自分だけの世界」
...虚栄心の強い気儘(きまま)な姪の性質を...
徳田秋声 「挿話」
...何だかこうどす黒い力強い気がするのだ...
豊島与志雄 「公孫樹」
...のびのびとした力強い気魄は生れてくる...
豊島与志雄 「生活について」
...強い気合であった...
直木三十五 「南国太平記」
...兄と一緒にさへ居られれば力強い気がされてゐたのだつた...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...また芸妓歌吉の母親や妹も気の強い気質であった...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...自分の生活をもぎとるやうな、強い気持ちで、ゆき子は、まづ、円タクで富岡のアパートを尋ねたが、気の狂つたやうな、をかしな娘にあつて、ゆき子は気が変つた...
林芙美子 「浮雲」
...ねばりの強い気つぷうが...
林芙美子 「瀑布」
...世話をしてやりたいという強い気持がある...
久生十蘭 「奥の海」
...徳も不徳も我々のそれとはくらべものにならぬほど強い気魄から発しているのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自分でもこわいほど強い気持になり...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...何か気強い気がして...
吉川英治 「江戸三国志」
...根強い気まぐれに違いなかった...
吉川英治 「治郎吉格子」
...けれど秀吉は公平に彼の才能と押し強い気性も買っているのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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