例文・使い方一覧でみる「慥か」の意味


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...代助も格別の苦情は持つてゐなかつた事丈は慥かである...   代助も格別の苦情は持つてゐなかつた事丈は慥かであるの読み方
夏目漱石 「それから」

...「闘戦勝仏」は「十三人」の一周年号の時、同人が皆んな揃つて書くと云ふのだつたが、私は慥か、夏で、田舎へかへり、海へばかり這入つて居て、何も書けなかつた...   「闘戦勝仏」は「十三人」の一周年号の時、同人が皆んな揃つて書くと云ふのだつたが、私は慥か、夏で、田舎へかへり、海へばかり這入つて居て、何も書けなかつたの読み方
牧野信一 「あやふやなこと」

...彼(あれ)を慥かに視た...   彼を慥かに視たの読み方
矢田津世子 「凍雲」

...それは慥かにぶっくれ舟であった...   それは慥かにぶっくれ舟であったの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...ふざけているのでないことは慥からしい...   ふざけているのでないことは慥からしいの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...慥かにこっちだったと思うがな」それから自信をなくしたように云う...   慥かにこっちだったと思うがな」それから自信をなくしたように云うの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...役所でもかなり仕事がしやすくなりました」「慥かにそうのようですな...   役所でもかなり仕事がしやすくなりました」「慥かにそうのようですなの読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...その人間が慥かに見たと主張したばあいにもはっきり否定するだけの材料がない...   その人間が慥かに見たと主張したばあいにもはっきり否定するだけの材料がないの読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...その痩せて骨立った、蒼白い胸に、古い突き傷の痕が二つ、慥かに見えた...   その痩せて骨立った、蒼白い胸に、古い突き傷の痕が二つ、慥かに見えたの読み方
山本周五郎 「菊千代抄」

...もういちどよく慥かめてから云った...   もういちどよく慥かめてから云ったの読み方
山本周五郎 「季節のない街」

...宿坊があいていることを慥かめて...   宿坊があいていることを慥かめての読み方
山本周五郎 「古今集巻之五」

...「――誰かやって来るぜ」「誰かとはなんだ」「この字でねえこたあ慥かだ」りゅうはちょっと待ってから云った...   「――誰かやって来るぜ」「誰かとはなんだ」「この字でねえこたあ慥かだ」りゅうはちょっと待ってから云ったの読み方
山本周五郎 「さぶ」

...慥かな愛情でむすびつくのがさきだ...   慥かな愛情でむすびつくのがさきだの読み方
山本周五郎 「契りきぬ」

...「慥かに此処(ここ)ですか」と岡村が訊いた...   「慥かに此処ですか」と岡村が訊いたの読み方
山本周五郎 「ちくしょう谷」

...「逃げられはしないぞ」「慥かにそうか」云いざまに...   「逃げられはしないぞ」「慥かにそうか」云いざまにの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...私がすぐに慥かめよう」万三郎が云った...   私がすぐに慥かめよう」万三郎が云ったの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...慥かにいました」「三郎は彼を知っているのか」休之助が訊いた...   慥かにいました」「三郎は彼を知っているのか」休之助が訊いたの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...歩く調子も決して乱れはしない、人の眼には平凡なお店(たな)者とみえるだろう、いくらか苦みばしった美男で、身だしなみのいい、若い手代といったふうに、……慥かに、これまで彼はついぞ、その自信を裏切られたことはなかった...   歩く調子も決して乱れはしない、人の眼には平凡なお店者とみえるだろう、いくらか苦みばしった美男で、身だしなみのいい、若い手代といったふうに、……慥かに、これまで彼はついぞ、その自信を裏切られたことはなかったの読み方
山本周五郎 「夕靄の中」

「慥か」の読みかた

「慥か」の書き方・書き順

いろんなフォントで「慥か」

「慥か」の英語の意味


ランダム例文:
嫉む   信仰の対象     

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