...岩の峽間(はざま)の白樫(しらがし)の枝かきわけてラウラ木(ぎ)やミュルトスの森すぎゆけば...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...病人のためにあつめた白樫の樹皮の大きなたばをかかえている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...風に吹飛ばされぬようはりがねで白樫(しらかし)の木にしばりつけた土間共十五坪の汚ない草葺の家が附いて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ゆさ/\と嫩(やわ)らかな食(く)えそうな若葉をかぶった白樫(しらかし)の瑞枝(みずえ)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...枝葉の密なこんもりと茂った白樫が...
豊島与志雄 「丘の上」
...白樫の葉裏の灰白色の反映を受けてか...
豊島与志雄 「丘の上」
...白樫(しらがし)の森と言われている大きな森がありました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...月のある晩はたいてい白樫(しらがし)の森の中に行って...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...いつものように白樫(しらがし)の森の中の芝地(しばち)へ王子が行かれますと...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...白樫(しらがし)の森に行けるような手段(てだて)を相談されました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...そして老女を白樫(しろかし)の森の入口に待たせて...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...白樫(しらがし)の森の木をすっかり切り倒して材木にし...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...白樫の森は一日一日と無くなってゆきました...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...白樫(しらがし)の森はすっかり切り倒されて畑になり...
豊島与志雄 「お月様の唄」
...白樫(しらがし)の森の跡に...
豊島与志雄 「お月様の唄」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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