例文・使い方一覧でみる「白小袖」の意味


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...女房は貧のうちにも長持の底に残してあった白小袖(しろこそで)に身を飾り...   女房は貧のうちにも長持の底に残してあった白小袖に身を飾りの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...」姉から、何を言われても、義兄(あに)と切れることの出来なかった妹や、倉へ入って、白小袖を着て、剃刀(かみそり)で自殺したという姉のことを、浅井から聞いたとき、お増はそれを浄瑠璃(じょうるり)か何ぞにあるような、遠い田舎の昔風な物語とのみ聞き流していたのであった...   」姉から、何を言われても、義兄と切れることの出来なかった妹や、倉へ入って、白小袖を着て、剃刀で自殺したという姉のことを、浅井から聞いたとき、お増はそれを浄瑠璃か何ぞにあるような、遠い田舎の昔風な物語とのみ聞き流していたのであったの読み方
徳田秋声 「爛」

...文中景色を叙したのはすくないが、駿河の松野殿(まつのどの)御返事(ごへんじ)といふ一文には、鵞目(てうもく)一結(ひとゆひ)、白米(しらよね)一駄(だ)、白小袖一、送り給(た)び畢(をは)んぬ...   文中景色を叙したのはすくないが、駿河の松野殿御返事といふ一文には、鵞目一結、白米一駄、白小袖一、送り給び畢んぬの読み方
長谷川時雨 「尼たちへの消息」

...自分の死後の白小袖もちゃんと羽二重でつくってある人だった...   自分の死後の白小袖もちゃんと羽二重でつくってある人だったの読み方
長谷川時雨 「西川小りん」

...公法を犯して常に白小袖を着すこと...   公法を犯して常に白小袖を着すことの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...四おたきは光辰に与えられた白小袖に...   四おたきは光辰に与えられた白小袖にの読み方
山本周五郎 「若き日の摂津守」

...そして白小袖のうえに...   そして白小袖のうえにの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...白小袖を下に着ている...   白小袖を下に着ているの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...東の空は、ほのかに、曙(あけぼの)めいて来るし、吉良上野介の首級(くび)は、白小袖に包んで、槍の穂に括(くく)りつけて高く持っているのである...   東の空は、ほのかに、曙めいて来るし、吉良上野介の首級は、白小袖に包んで、槍の穂に括りつけて高く持っているのであるの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

...山繭(やままゆ)の白小袖に...   山繭の白小袖にの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「白小袖」の読みかた

「白小袖」の書き方・書き順

いろんなフォントで「白小袖」


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