...ちらちら白い物が落ち始めた...
芥川龍之介 「秋」
...しばらくの後(のち)白い物は...
芥川龍之介 「奇怪な再会」
...その内に面白い物が出来ましたら...
芥川龍之介 「路上」
...白い物を着た職人が幾人も幾人もゐる...
石川啄木 「天鵞絨」
...お宅で初めて聽いた時から面白い物だと思ひました...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...そこに大きなほの白い物体が...
江戸川乱歩 「悪霊」
...その白い物が回転して...
大坪砂男 「浴槽」
...どうも――いっちゃ失礼だけれど――ちょっとおかしくて――顕微鏡は面白い物にはちがいないですが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...すぐ路傍に沿うて馬方などが時どき馬を繋いでいる木の根本の暗い処に白い物がちらちらと見えた...
田中貢太郎 「餅を喫う」
...なんやシューッと白い物飛んで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...白い物として把握されるべき白い物の...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...ただ窓の外を白い物が飛んだというきりで...
豊島与志雄 「白血球」
...白い物が動いてゐます...
豊島与志雄 「ふしぎな池」
...これもなかなか面白い物と思った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その腰掛けの前のリノリウムに白い物が落ちている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...ドウマイアの腕に差上げられた白い物体を一眼見た父親のシュナイダアは...
牧逸馬 「双面獣」
...白人は白い物と心得た人が多いが...
南方熊楠 「十二支考」
...なにか白い物をとちゅうからヒラヒラと落としさった...
吉川英治 「神州天馬侠」
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