...邸の嬢様は立派な御発明な方だから男に呑まれるやうな事は無い...
内田魯庵 「犬物語」
...このアイデアだけで、結構書ける筈だ」「ですが、いくらアイデアがあっても、発明なるものは、特許法第一条の条文にもあるごとく、工業的価値がなければ、取れないのです...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...実にすばらしい発明なんだ...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...どんな発明なの? 何かを作っているの?」少年たちが...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...未だ文字の発明なき...
高木敏雄 「比較神話学」
...いかに発明な婦人を妻としたとても...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...本当に、芳子さんにもね……何処と悪いことのない、発明な、利口な、今の世には珍らしい方ですけれど、一つ悪いことがあってね、男の友達と平気で夜歩いたりなんかするんですからね...
田山花袋 「蒲団」
...そういうような雑誌で西洋人の研究発見発明などは下らぬものまで紹介しているが...
寺田寅彦 「雑感」
...さらにベルリナーの発明などがあって今日のグラモフォーンすなわち平円盤蓄音機ができ...
寺田寅彦 「蓄音機」
...その発明なり発見なりがその後の系統的な展開を始めるわけで...
戸坂潤 「技術の哲学」
...バチバチの発明などは...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...もはや学術上の発明なども数千年前に極度まで達して...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...ほんとうはペーピーの発明なのだ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...我々が理性と名づくるかの思考・洞察・発明などの力を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また自分自分の発明なり流儀なりのあったことは想像に難くない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...科学技術上の新発明などによる変革は...
矢部貞治 「政治学入門」
...「……けれども……けれども……御発明なお姫(ひい)様は...
夢野久作 「ココナットの実」
...幼ない時から何事に依らず怜悧(りこう)発明な上に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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