...題して紅潮社(こうていしや)発兌(はつだ)紅潮第何号と云ふ...
芥川龍之介 「骨董羹」
...」「反訳叢書(ほんやくそうしょ)は本月うちに発兌(はつだ)せんといひしを如何にせしやらん...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...北越雪譜初編之梓一挙シテ販ス二七百余部ヲ一刷板装本至ルレ不ルニ二暇給一故二編ノ刻発兌当ニレ有レ近矣...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...下巻は七年九月の発兌である...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...北越雪譜初編之梓一挙シテ販ス二七百余部ヲ一刷板装本至ルレ不ルニ二暇給一故二編ノ刻発兌当ニレ有レ近矣...
京山人百樹 「北越雪譜」
...時によると「前号発兌以来...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...したがって発兌(はつだ)すれば...
福沢諭吉 「学問の独立」
...発兌(はつだ)は翌明治二年正月のことなりき...
福澤諭吉 「蘭学事始再版之序」
...明治七年(1874)十一月に当時の新川(にいかわ)県(今の富山県の一部)で発兌(はつだ)になった『茶園栽培問答』と題する書物があって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そのころ発兌(はつだ)の娯楽雑誌関係者は故石橋思案...
正岡容 「我が圓朝研究」
...二編は同年六月発兌(はつだ)と有之候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藤陰は六月発兌の二編を...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治二年四月十日発兌(はつだ)」の冊中にある...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...鶴声堂あたりの出版元から発兌(はつだ)の新板小説がようやく流行...
山本笑月 「明治世相百話」
...その朝廷の御保証において発兌(だ)された楮幣(ちょへい)なのだぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...すなわち紙幣の発兌(はつだ)を断行したのも...
吉川英治 「私本太平記」
...楮幣(ちょへい)(紙幣)を発兌(はつだ)して...
吉川英治 「私本太平記」
...武蔵在世中の発兌(はつだ)とはおもわれない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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