...私の祖父は癩病を患っていた...
...癩病が流行した時代は恐ろしかった...
...彼は癩病患者たちを支援するために尽力している...
...癩病は、感染症の一つです...
...今では、癩病はあまり見かけなくなった...
...癩病やみは柔に白い餅の返禮として...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...黙れ黙れ、黙らねえか? 此畜生奴、乞食(ほいど)、癩病(どす)、天理坊主!早速(しらから)と出て行け、此畜生奴!』突然(いきなり)、這(こんな)事を口汚く罵つて、お由はドタリと上框(あがりかまち)の板敷に倒れる...
石川啄木 「赤痢」
...癩病の人に何といったらいいか...
伊丹万作 「映画と癩の問題」
...癩病(なりんぼう)の筋なんか全く困る」「それはそうで御座いますねえ」「どうも世継の若様が眉毛が無くッては...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...満面膿(う)み爛(ただ)れて見る蔭もないその老婆は! 重症も重症二目と見られぬ癩病やみの...
橘外男 「仁王門」
...処が癩病院も亦、この頃監置主義・隔離主義を捨てる方針らしい...
戸坂潤 「社会時評」
...これもまた癩病の筋で...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...第五癩病の如き悪疾あれば去ると言う...
福沢諭吉 「女大学評論」
...癩病に成りきることが何より大切だと思います」と言った...
北條民雄 「いのちの初夜」
...「お前はまだ癩病だな」樹上から彼は言うのだ...
北條民雄 「いのちの初夜」
...なんなら癩病院に投げ込んで貰ひたいくらゐだ...
北條民雄 「覚え書」
...彼女を見たとたんに癩病院に復つたためだ...
北條民雄 「重病室日誌」
...だから彼等が癩病院にやつて来ると...
北條民雄 「道化芝居」
...第一この俺が癩病患者になるなんて信ぜられんぢやないか...
北條民雄 「発病」
...自分が癩病に患つてゐることを肯定しながら...
北條民雄 「間木老人」
...この塔今もあり癩病等の重患者貴賤を問わず百余人常に参籠(さんろう)す...
南方熊楠 「十二支考」
...癩病(らいびょう)になって死と闘う心持から書いたものとか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...――癩病(らいびやう)を潔(きよ)くし...
夢野久作 「暗黒公使」
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