...道徳の与へる損害は完全なる良心の麻痺(まひ)である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...下腹部(したはら)の底が少し宛(づつ)痺れる様に痛み出した...
石川啄木 「鳥影」
...いかなる俳優といえども麻痺性の支配を受けないものはないのであるからテストは最小限度にとどめ...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...これが傷口から入ると心臓麻痺(まひ)をおこします...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...名香で痺れた鼻の感じは...
薄田泣菫 「茶話」
...私の手までも痺れさせてゐるのだ...
薄田泣菫 「独楽園」
...自分の神経がこの脅威に対していくらか麻痺しかけたためであったかもしれない...
寺田寅彦 「チューインガム」
...これを局部に通すと一時そこが麻痺してしまう...
寺田寅彦 「話の種」
...その毒針を正確に蜘蛛の胸の一局部に刺し通してこれを麻痺(まひ)させるという記事があった...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...ひびの切れた手を痺(しび)らせながら雑巾(ぞうきん)を搾(しぼ)り...
徳田秋声 「縮図」
...古い麻痺した大地は自分の心がよみがえるのを感じていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...現代の半ば麻痺した精神の嗜好に適するのである...
豊島与志雄 「憑きもの」
...河豚の毒なら身体が痺(しび)れるはずだが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は指先の痺れも忘れて眼を閉ぢた...
牧野信一 「白明」
...痺れるような歓びといっしょに...
山川方夫 「愛のごとく」
...さだめし足に痺れをきらしたろうから...
吉川英治 「江戸三国志」
...右の腕が痺(しび)れて...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
...鷓鴣は猟師の痺れがなおるのを待っていない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
便利!手書き漢字入力検索
