...人体内に一種強力の麻痺(まひ)を与うる空気のためなるべし...
井上円了 「おばけの正体」
...心臓麻痺だ」といって来たのである...
海野十三 「地獄の使者」
...鼠が心臓麻痺したかどうかはちょっと分らんのでね...
海野十三 「地獄の使者」
...やはり心臓麻痺かどうかを調べられたその着眼点のよさですね...
海野十三 「地獄の使者」
...敵が今までそれによつて支配して來たあらゆる道具を麻痺させて無能のものにしてしまふほどの...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...好い加減痺(しび)れを切らすのも尤(もっと)もなのであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...手ノ痺レハ肘カラ肩ノ辺ニマデ及ビ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...ある日潜水から上がると身体中が痺(しび)れて動けなくなったので...
寺田寅彦 「海水浴」
...宗教は往々人を酩酊(めいてい)させ官能と理性を麻痺(まひ)させる点で酒に似ている...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...西半日本の神経系統と循環系統に相当ひどい故障が起こって有機体としての一国の生活機能に著しい麻痺症状(まひしょうじょう)を惹起(じゃっき)する恐れがある...
寺田寅彦 「天災と国防」
...偶然とは思へぬまでの、内ヶ崎代議士の來訪、次いで心臟麻痺...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...それからふたたび麻痺(まひ)の状態に陥った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...其(そ)の痲痺(まひ)する力(ちから)に對(たい)する抵抗力(ていかうりよく)が衰(おとろ)へて居(ゐ)るので徳利(とくり)が一本(ぽん)づつ倒(たふ)されて次(つき)の徳利(とくり)に手(て)が掛(かゝ)つたと思(おも)ふ頃(ころ)板(いた)の間(ま)では一同(どう)のたしなみが亂(みだ)れて威勢(ゐせい)が出(で)た...
長塚節 「土」
...麻痺した神経にも...
火野葦平 「花と龍」
...心臓麻痺で死んだと思われるだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...縄に噛まれていた手頸の痺(しび)れが容易にとれなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...それに足の痺(しび)れにもたえかねてきた...
吉川英治 「私本太平記」
...右の腕が痺(しび)れて(蟻が這(は)っているように)むずむずする...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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