...名も新猫館(しんねこかん)と妙なものに化(ば)けて居る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...忍び駒のしんねこなんぞは...
中里介山 「大菩薩峠」
...舶来のしんねこなんぞはよくありませんな...
中里介山 「大菩薩峠」
...しんねこ趣味の船は寧(むし)ろ邪魔つ氣で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...みすみす今日も、王婆(おうば)のうちの奥で、おまえンちのかみさんと西門慶(せいもんけい)の旦那が、しんねこで、ちちくりあっていたからさ、言ってやったんだよ、おいらがね...
吉川英治 「新・水滸伝」
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