...一晩中ビールを痛飲した結果、二日酔いになった...
...彼はストレスがたまると、酒を痛飲することがある...
...飲み過ぎには注意して、痛飲は控えましょう...
...無料でドリンクバーがあるので、学生たちは痛飲していた...
...箱買いのワインを友人たちと一緒に痛飲した...
...ばったり痛飲を試みなくなった...
芥川龍之介 「奇遇」
...それを肴(さかな)に粕取焼酎を痛飲した...
梅崎春生 「蜆」
...昨夜来の痛飲でよほど胃の工合が変だと見える...
海野十三 「地獄の使者」
...四人は或る旗亭で痛飲深更に及んだ...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...大学予科の解散という事は生徒に取っては一方ならぬ動揺で何百人という人が一時に各地に散る事になったので痛飲悲歌の会合が到る処に催おされた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...もしもだね、コンチワァを軽く言えなかったら、あとは、道が三つしか無いんだ、一つは帰農だ、一つは自殺、もう一つは女のヒモさ」「その一つも出来やしねえ可哀想(かわいそう)な野郎には、せめて最後の唯一の手段」と別な紳士が、「上原二郎にたかって、痛飲」ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ、ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ...
太宰治 「斜陽」
...知己は互に生死の隔てを撤して時に談笑し痛飲せずんば巳まざらんとす...
辰野隆 「旧友の死」
...郵便局で、思ひがけなく藤津君に邂逅、F屋で痛飲する、めでたく和解して、昨年来の感情のもつれも解消してしまつた、酔に乗じて、打連れて、雨の中を中村君徃訪、生憎不在、父君母君と持参の酒と肴をひろげて四方山話(親馬鹿、子外道の情合を味ふ、中村君しつかりしたまへ、孝行をしなさいよ!)...
種田山頭火 「其中日記」
...夜どんなに晩(おそ)くまでシドニー・カートンと一緒に痛飲していても...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...二人の痛飲ぶりを傍観してゐたこともあつたが...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...彼はやたらに痛飲した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昨夜はディムプルを痛飲したが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...痛飲馬食して持てはやされた...
本庄陸男 「石狩川」
...折々出かけては痛飲徹宵に及んだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...弥太郎は痛飲した...
吉川英治 「上杉謙信」
...また痛飲する...
吉川英治 「三国志」
...彼らの杯で酒を痛飲しあったり...
吉川英治 「私本太平記」
...なお一隅で痛飲していた...
吉川英治 「私本太平記」
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