...突然の別れに痛心した...
...失敗したことを痛心している...
...事件の被害者に対して痛心の意を表した...
...病気で苦しんでいる友人を見て痛心する...
...大切なものを失くして痛心する...
...痛心(つうしん)……今(いま)でこそすっかり精神(こころ)の平静(へいせい)を取(と)り戻(もど)し...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...杜は痛心を圧(おさ)えることができないままに...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...却って女の痛心(こころ)に対して察しの無いことだから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...神女かくして痛心の其身兵車の上にのす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...苦慮痛心するもそれはたこれをいかんせん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...痛心のうちにマリユスをながめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...実に痛心のきわみである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ある痛心の情が交じってくる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...寛先生は痛心の余り血を吐く様な歌を沢山詠んで居られる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...我当路者は之が為に痛心したること尋常ならざりき...
穂積陳重 「法窓夜話」
...実に当時の我当局者の苦慮痛心は尋常一様ではなかったであろう...
穂積陳重 「法窓夜話」
...父帝のことで痛心していた源氏は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誰しも苦痛心配は厭(きら)いであるが楽になッてから後...
矢崎嵯峨の舎 「初恋」
...ジャーナリズムとしては一番痛心なときだ...
山本実彦 「十五年」
...信雄は正直に痛心していたところだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...独り苦しみに耐え、独り百年の計を按(あん)じ、独り痛心し、また独りひそかに楽しむところを持っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...痛心を吐く言葉には...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...親が死なねば痛心せず...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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