「病み」の意味
病気になること
小説での「病み」の使い方
...缺席したのは四人、その一人は死に、その一人は病み、他の二人は懷姙中とのことで...
石川啄木 「鳥影」
...病みつきだからこればかりはね...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...耳の鼻も(も)ぎ取られて「からき命まうけて久しく病みゐる」人はいくらでもある...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...いかにも病み上りのような痛々しさで...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのよくよくの場合に病みついたなんぞということは...
中里介山 「大菩薩峠」
...まさに病み上りに相違ないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...只羸弱の病者に莅む時といへどもいくばくも異る處なきが如きものあるを憾みとすることなきにあらずすこやかにありける人は心強し病みつゝあれば我は泣きけり三病院の一室にこもりける程は心に惱むことおほくいできて自らもまなこの窪めるを覺ゆるまでに成りたれば...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...病みあがりのおきいちやんは...
野口雨情 「虹の橋」
...曉方になつて父親が仕事を始めた」「――」「身動きも出來ぬと見せかけた中風病みが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...病みほうけた死骸と違つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...病みやつれたあたしを上野駅まで見送ってくれて...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...――さながら物に脅えた病み猫のごとく背中を丸め...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...熱病みたいな氣持が隱れてるのです...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...病み重つて重病室に呻吟してゐたのである...
北條民雄 「続癩院記録」
...もつともなかにはその中止すらもなくただ病み重つて行く一方の者もある...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...彼らのあるものは我々の黄疸病みのように黄色い眼をしており...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...骨ばかりのように病み衰えた父の顔に...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...急に手足の関節が病みはじめて...
山本周五郎 「さぶ」
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