例文・使い方一覧でみる「疵口」の意味


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...消毒の係りはただちに疵口(きずぐち)をふさぎ...   消毒の係りはただちに疵口をふさぎの読み方
伊藤左千夫 「去年」

...まるで基督(キリスト)が復活してきた時に磔柱(はりつけ)になった後の疵口(きずぐち)へ手を突っ込ませてみせてくれなくちゃ...   まるで基督が復活してきた時に磔柱になった後の疵口へ手を突っ込ませてみせてくれなくちゃの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...他の一人は地の上に無慚に伏して鮮血は疵口よりし流るゝを...   他の一人は地の上に無慚に伏して鮮血は疵口よりし流るゝをの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...疵口には、血が赤黒く凝固し、毛も血で固まっていた...   疵口には、血が赤黒く凝固し、毛も血で固まっていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...着物が肩から背へかけて切裂かれて、疵口が、惨(むご)たらしく、赤黒い口を開けていた...   着物が肩から背へかけて切裂かれて、疵口が、惨たらしく、赤黒い口を開けていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...その瞬間、侍は、疵口を押えて、火の中へ倒れかかろうとするお由羅を、後方へ押し戻した...   その瞬間、侍は、疵口を押えて、火の中へ倒れかかろうとするお由羅を、後方へ押し戻したの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...疵口を解いて「何を盗った?」「何んだか――親爺の大切にしているもんでさあ」膏薬を貼ったらしく...   疵口を解いて「何を盗った?」「何んだか――親爺の大切にしているもんでさあ」膏薬を貼ったらしくの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...疵口は、血でかたまっていた...   疵口は、血でかたまっていたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...疵口も大方癒着し...   疵口も大方癒着しの読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...その疵口だけはいたはつてやつてゐたのだ...   その疵口だけはいたはつてやつてゐたのだの読み方
北條民雄 「道化芝居」

...疵口へ細菌の飛込む事があったらそれこそ実施者の不注意だ...   疵口へ細菌の飛込む事があったらそれこそ実施者の不注意だの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...切られた気管の疵口(きずぐち)から呼吸をする音であった...   切られた気管の疵口から呼吸をする音であったの読み方
森鴎外 「心中」

...切り裂かれた疵口(きずぐち)からは怨めしそうに臓腑(ぞうふ)が這(は)い出して...   切り裂かれた疵口からは怨めしそうに臓腑が這い出しての読み方
山田美妙 「武蔵野」

...モウ一度深く胸の疵口(きずぐち)に刺し込んだまま出て行かれたりしているところは...   モウ一度深く胸の疵口に刺し込んだまま出て行かれたりしているところはの読み方
夢野久作 「一足お先に」

...向って右側に立っている水夫の鼻の横に出来ている疵口(きずぐち)が...   向って右側に立っている水夫の鼻の横に出来ている疵口がの読み方
夢野久作 「幽霊と推進機」

...その疵口は水夫長が手ずから強いアルコールで拭き浄めてやったものであった...   その疵口は水夫長が手ずから強いアルコールで拭き浄めてやったものであったの読み方
夢野久作 「幽霊と推進機」

...お雪の家の中に隠されていた疵口(きずぐち)のないこの町人体(ちょうにんてい)の男の死体は...   お雪の家の中に隠されていた疵口のないこの町人体の男の死体はの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

...疵口(きずぐち)を嘴(くちばし)で押さえているもの...   疵口を嘴で押さえているものの読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」

「疵口」の読みかた

「疵口」の書き方・書き順

いろんなフォントで「疵口」

「疵口」の英語の意味


ランダム例文:
   石理   霊界  

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