例文・使い方一覧でみる「疲」の意味


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...言うすべもない混乱と労から...   言うすべもない混乱と疲労からの読み方
太宰治 「猿ヶ島」

...「大変労れたとみえるね...   「大変疲労れたとみえるねの読み方
田中貢太郎 「竇氏」

...れたようにそうッと顔を上げて...   疲れたようにそうッと顔を上げての読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...これかられはてた青年達をして...   これから疲れはてた青年達をしての読み方
中井正一 「地方文化運動報告」

...人は生活を赤裸々にして羽毛蒲団(はねぶとん)の暖さと敷布(しきふ)の真白(ましろ)きが中にれたる肉を活気付けまた安息させねばならぬ...   人は生活を赤裸々にして羽毛蒲団の暖さと敷布の真白きが中に疲れたる肉を活気付けまた安息させねばならぬの読み方
永井荷風 「夏の町」

...れが出たものか...   疲れが出たものかの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼(かれ)の老躯(らうく)は日毎(ひごと)に空腹(くうふく)から來(く)る勞(ひらう)を醫(い)する爲(ため)に食料(しよくれう)を攝取(せつしゆ)する僅(わづか)な滿足(まんぞく)が其(そ)の度毎(たびごと)に目先(めさき)の知(し)れてる彼(かれ)を拉(らつ)して其(そ)の行(ゆ)く可(べ)き處(ところ)に導(みちび)いて居(ゐ)るのである...   彼の老躯は日毎に空腹から來る疲勞を醫する爲に食料を攝取する僅な滿足が其の度毎に目先の知れてる彼を拉して其の行く可き處に導いて居るのであるの読み方
長塚節 「土」

...私の心臟はれて...   私の心臟は疲れての読み方
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」

...れたと云って寝ころんでいた吉田さんは...   疲れたと云って寝ころんでいた吉田さんはの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...予期したほど労の色もなく...   予期したほど疲労の色もなくの読み方
牧逸馬 「アリゾナの女虎」

...彼はなんとれ切って...   彼はなんと疲れ切っての読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」

...れた風情がひとしほよかつた...   疲れた風情がひとしほよかつたの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...れているというほどでもないが...   疲れているというほどでもないがの読み方
室生犀星 「後の日の童子」

...なお君のうちに相変らず・勇ましく・充実して・残っているそのれを知らない熱情の助太刀をさせてごらん...   なお君のうちに相変らず・勇ましく・充実して・残っているその疲れを知らない熱情の助太刀をさせてごらんの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...混濁した空気に各の頭もだいぶれたころになって...   混濁した空気に各の頭もだいぶ疲れたころになっての読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...敵は昼の工事のため夜はれ...   敵は昼の工事のため夜は疲れの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...彼には楽しみがあってれはないようである...   彼には楽しみがあって疲れはないようであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...おれでおわさん...   お疲れでおわさんの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「疲」の読みかた

「疲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「疲」

「疲」の英語の意味

「疲なんとか」といえば?  


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