...『斯う疲れると、もう何も彼も要らない...
石川啄木 「道」
...努力のために疲憊(ひはい)しつくしたのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...最後に十三峠というを越した時もかなりに疲れた...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...傍にある者またしばらくは飢(うえ)を忘れ疲を忘れて...
中島敦 「弟子」
...「疲れたでせう……」「えゝ」「僕は半日で...
林芙美子 「浮雲」
...へとへとに疲れてしまう...
林芙美子 「新版 放浪記」
...泣き疲れて見上げた目に...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...そればかりでも身体(からだ)の疲労が甚しからうと思はれるので種々(いろいろ)に異見も言ふが...
樋口一葉 「うつせみ」
...その夜は大阪府警察署の拘留場(こうりゅうば)に入りたるに、船中の疲労やら、心痛やらにて心地悪(ここちあ)しく、最(い)とど苦悶を感じおりしに、妾を護衛せる巡査は両人にて、一人は五十未満、他は二十五、六歳ばかりなるが、いと気の毒がり、女なればとて特(こと)に拘留所を設け、其処(そこ)に入れて懇(ねんご)ろに介抱(かいほう)しくれたり...
福田英子 「妾の半生涯」
...病気よりは疲労にて斃(たお)るることもやと心配せしに...
福田英子 「妾の半生涯」
...夢の中(うち)に泣いて苦労に疲れて胸にはあくがれの重荷を負うて暖かい欲望を抑えながらも...
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」
...僕は非常な疲れを感じる...
堀辰雄 「不器用な天使」
...イズミも疲れ果てたし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...疲労素の除去が可能であつて...
正木不如丘 「健康を釣る」
...疲れかたがやはり深く時間をかけて恢復しなければならないのですもの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...解き放されたような気怠い疲労の眼で女神の顔を見ているうち沈み加減なその横顔の美しさに彼は胸が不思議に波立つのを感じた...
横光利一 「旅愁」
...このチビより先に自分の方が疲れてしまう...
吉川英治 「江戸三国志」
...山上の軍隊も疲労困憊して来たが...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
