...もしかこの人が弁疏(いひわけ)がましい隠し立などしないで...
薄田泣菫 「茶話」
...積極的に疏しく思っていた...
外村繁 「澪標」
...當時の著述は義疏を以て主とした...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...]疏には易の文言の元者善之長也を引いて居り...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...更に著しき疏謬は左の一條に在り...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...大津から疏水(そすい)下りをしたことがあったが...
林芙美子 「田舎がえり」
...癩者(かたい)の族(まき)というなら話は至極疏通する...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...又或は内実これを顧みても表面に疏外(そがい)の風を装(よそお)う者あり...
福沢諭吉 「新女大学」
...唐律疏議表に、この事を称賛して「仁人之言其利薄哉」と言っておる...
穂積陳重 「法窓夜話」
...〈同の上疏するや...
南方熊楠 「十二支考」
...章安と湛然(たんねん)の『大般涅槃経疏(だいはつねはんぎょうそ)』二には...
南方熊楠 「十二支考」
...文中里恵のために分疏して...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...豐臣方の奉行等に對して命懸(いのちがけ)の分疏(いひわけ)をした...
森鴎外 「栗山大膳」
...坂本で感心をするなら大津の疏水から三井寺へ行くべきであると私は云つたのだが...
横光利一 「琵琶湖」
...羯磨疏(かつましょ)を講ずること十遍...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...戒疏二本各一巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...懐素律師戒本疏四巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...これらの経疏は大乗仏教の深い哲理に対するきわめて明快な理解を示している...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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