...先刻(さつき)は急(いそが)しい時で……』と諄々(くどくど)弁疏(いひわけ)を言つて...
石川啄木 「足跡」
...やがて髯の赤い首席の雀部(ささべ)が遅れた分疏(いひわけ)をしながら入つて来た時...
石川啄木 「道」
...決して等閑に付しおるに非じ」と、弁疏してあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...所が今日は此人の「日本紀纂疏」の事をお話するのではありませぬ...
内藤湖南 「應仁の亂に就て」
...當時の著述は義疏を以て主とした...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...爾雅の郭璞の序の疏に春秋元命包を引いてゐるが...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...]疏には易の文言の元者善之長也を引いて居り...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
......
永井荷風 「日和下駄」
...疏水の流れの音が淙々と爽かに流れてゐる...
林芙美子 「風媒」
...蘆(あし)をわけて疏水(そすい)のほうへおりてゆくと...
久生十蘭 「キャラコさん」
...其返答疏(おろそか)なるは無礼也...
福沢諭吉 「女大学評論」
...其相談は老人を疏外せざるの実を表するものにして...
福沢諭吉 「新女大学」
...「貴君と御一所でなきゃア私も罷(よ)しましょう」とか何とか言て貰いたかッた……「シカシこりゃア嫉妬(しっと)じゃアない……」と不図何か憶出(おもいだ)して我と我に分疏(いいわけ)を言て見たが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...「それでも睡いんだものを」と睡そうに分疏(いいわけ)をいう...
二葉亭四迷 「浮雲」
...何(なん)と辯疏(いひわけ)しても駄目(だめ)だ...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...行(かうたう)の大蔵経音疏五百巻の事を附加したい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...戒疏二本各一巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...これらの経疏の輸入は当時の仏教の思想界に相当の影響を与えたであろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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