...彼のファッションセンスは異風を吹かせている...
...そのイベントは異風の演出で話題になった...
...彼女の意見には異風があり、常に新鮮な切り口を聞かせてくれる...
...あの店は異風の料理が多く、食べるのが楽しみだ...
...異風な音楽に合わせて、踊り狂った...
...井田の眉は烈しくひそんで同時に眸が異風に輝いた...
有島武郎 「半日」
...河口の異風景(いふうけい)に気を取られているうちに...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...そのなかにおける一つの異風景は...
海野十三 「怪星ガン」
...怪園の異風景などは物の数ではなかった...
海野十三 「地球盗難」
...このような怪奇異風の小説は...
江戸川乱歩 「影男」
...鑑賞家が作品に臨んでその作品の異風を擬議する事は不必要である...
高村光太郎 「緑色の太陽」
...あなたの少しばかりの異風が...
太宰治 「虚構の春」
...山海万里のうちにはおのずから異風奇態の生類(しょうるい)あるまじき事に非(あら)ず...
太宰治 「新釈諸国噺」
...この異風な物売りはあるいは明治以後の産物であったかもしれない...
寺田寅彦 「物売りの声」
...金襴(きんらん)モールの類に至るまで異風を好み...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この線と色とを調合した異風の絵に会して...
中里介山 「大菩薩峠」
...早くも異風を気取(けど)ってしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その怪魚の異風に驚き...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...筆法にも字体にも目立つほどの異風はなく...
山本笑月 「明治世相百話」
...ドーッと川波を蹴荒していった一陣の異風...
吉川英治 「剣難女難」
...異風(いふう)さまざまないでたちで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...広い世上に遊弋(ゆうよく)している奇骨異風さまざまな好漢(おとこ)どもの存在を聞くのは...
吉川英治 「新・水滸伝」
...異風な総髪(そうはつ)が...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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