...方法を異にするのです...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...なおその個々の形態を異にするのはかえって当然でなければならない...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...その道徳を異にするのことが始まった...
大杉栄 「奴隷根性論」
...それらがそれぞれ稀少の程度を異にするからである...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...国民も兵士も同一人にしてただその位地にしたがってその称号を異にするの場合においては生産機関も...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...思想は夫々の領域に於て衣裳を異にする...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...大抵藩閥と利害を異にするものたるに於て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...寧ろ大隈總理と其の見解を異にするものゝ如し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...百般の事自(おのずか)ら嗜好(しこう)を異にするはけだし当然の事たるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...生れながらにしてその運命と境遇とを異にする東洋人なり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...少しく趣を異にするが鈴木牧之の『北越雪譜』ぐらいがあげられるだけである...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...この利害を異にする関係は永遠に続くものであるか...
新渡戸稲造 「自警録」
...おのおのその運用を異にする...
蜷川新 「天皇」
...どこで特色を異にするかを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...即ち家の内事と戸外の事と其働く処に随て趣を異にするのみのことなれば...
福沢諭吉 「女大学評論」
...東西の宗教その趣を異にすることかくのごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この流れは土地を異にするにつれて名称を異にしている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...国の現状において供給の増加を奨励する如き需要とは全くその性質を異にするものでなければならぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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