...大工さんが丁寧に作ったタンスを天頂真上に上げるため、一番太い綱で持ち上げた...
...その代り君の方では僕の名前を一番太文字で...
薄田泣菫 「茶話」
...そのあとから番太(ばんた)...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうして早く取片づけてあげないの」「へへえ」と番太が...
中里介山 「大菩薩峠」
...二神田から浅草へ、近い道ではありませんが、悠長な時代で、平次が行き着くまで、行倒れの死骸はまだ取捨てる段取りにもならず、町内の番太が、迷惑そうな顔をしながら、寄って来る野次馬を追っ払っておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...綾吉の長屋のツイ三四間先は番太の小屋で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どうかしましたか」番太の親爺は驚いて顔を出します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...番太の株を買ふわけにも行かず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...見当りませんよ」番太の老爺(おやじ)はそう言います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それつきり姿を隱すんださうで」番太の吉六は細々(こま/″\)と説明するのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後家附の番太の株(かぶ)でも搜すが宜い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのつもりで」番太の老爺は縁臺の上で一とくさりやると本當に手桶を持出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八幡太郎と番太郎くらいのちがいが...
正岡容 「寄席」
...六尺棒をかい込んだ番太...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...それから番太をたずねたが...
山本周五郎 「さぶ」
...橋の袂や横町にあった番太郎...
山本笑月 「明治世相百話」
...倦きれば町内の番太郎へ集まって...
山本笑月 「明治世相百話」
...役人や番太郎では...
吉川英治 「江戸三国志」
...第三章夜半(よわ)の番太郎大江戸の深夜は...
吉川英治 「大岡越前」
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