...大工さんが丁寧に作ったタンスを天頂真上に上げるため、一番太い綱で持ち上げた...
...その代り君の方では僕の名前を一番太文字で...
薄田泣菫 「茶話」
...そして一番太陽が中天に来る日だ...
野村胡堂 「古城の真昼」
...番太が見張りをしておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「泉屋の表は締めてあるし、店には多勢寝ずの番が居るし、こう見張っているだけが無駄みたいなものさ」「自棄(やけ)な寒さじゃないか」「ハクショ」そんな話をしていると、番太の親爺が、戸棚を開けて、貧乏徳利を一本持出して来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...番太の親爺(おやじ)と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――番太や権助じゃあるめえし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...番太の株でも買おうと思ったが――番太の株だって只じゃ買えねエ」こんなに腹を立てているくせに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...精が出るね」「おや錢形の親分」番太の吉六は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――番太の株を賣つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...町役人と番太の制止位では手に了へず...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...つづいて大太鼓小太鼓入りみだれて賑やかに二番太鼓が囃(はや)されてきた...
正岡容 「小説 圓朝」
...二吉村軍之進鳥追行商人馬方検分の刑吏代官所役人/手先上林の弥造北条の喜平/子分佐貫の半助/子分町方の手先博徒喜造/甲乙茶店の爺番太読売り人足四人村の男一...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...何でも家がもとは番太をしていたとかいうので...
柳田国男 「故郷七十年」
...「奉行所へいって吟味するとしよう」そして番太の老人に...
山本周五郎 「さぶ」
...番太の平助は気まずそうに...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...それは今番太郎が張出したばかりのもので...
吉川英治 「江戸三国志」
...昼は股火(またび)をして退屈している川番所の番太郎や船手の同心に...
吉川英治 「江戸三国志」
...川番所の番太郎まで...
吉川英治 「醤油仏」
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