...大工さんが丁寧に作ったタンスを天頂真上に上げるため、一番太い綱で持ち上げた...
...ケンタウル星座のアルファ星が一番太陽に近いものとなっているが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...町の木戸が厳重に閉されていて番太郎(ばんたろう)の半鐘(はんしょう)が叩(たた)く人もいないのに独(ひとり)で勝手に鳴響いている...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...「それ狂犬だア、逃げろ!」追いかけたのとは反対の側から、また数十人、同じく役人、岡引(おかっぴき)、番太、破落戸、弥次馬の一連...
中里介山 「大菩薩峠」
...――番太の爺さんに聞いて御覧なさい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...番太が見張りをしておりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...掛り合いだぞ」町役人と番太が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのつもりで」番太の老爺は縁臺の上で一とくさりやると本當に手桶を持出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...番太に毛の生えたようなケチな荒物屋だが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この阿部川の楽屋には燕作という前座がいてお客さまのお集まりの前に一番太鼓を入れる...
正岡容 「初看板」
...八幡太郎と番太郎くらいのちがいが...
正岡容 「寄席」
...番太の平助は気まずそうに...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...昼は股火(またび)をして退屈している川番所の番太郎や船手の同心に...
吉川英治 「江戸三国志」
...二人の番太郎は、木戸に立ちながら、それッきり往来もない深夜の無聊(ぶりょう)に、どっちからともなく話しかけていた...
吉川英治 「大岡越前」
...一文でもこの金に、手をつけてみやがれ、大声で、番太を呼んで、ふん縛ってくれるから」「ははは、父っさん、騒ぎなさんな...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...川番所の番太郎まで...
吉川英治 「醤油仏」
...自身番の番太郎までが入っている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御焼香なされてよろしかろう』『……は』『二番太刀の武林唯七...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...会おう」番太郎は...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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