例文・使い方一覧でみる「番卒」の意味


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...「番卒さん、今日はお疲れ様でした...   「番卒さん、今日はお疲れ様でしたの読み方

...番卒が夜間の見回りをしていた...   番卒が夜間の見回りをしていたの読み方

...彼は番卒に格好がついている...   彼は番卒に格好がついているの読み方

...番卒に指示された通り、私たちは隊列を組んだ...   番卒に指示された通り、私たちは隊列を組んだの読み方

...「番卒に伝令を送ってくれ」と上官に命令された...   「番卒に伝令を送ってくれ」と上官に命令されたの読み方

...番卒をして往来の人々に注意させ...   番卒をして往来の人々に注意させの読み方
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」

...わが名は、狭き門の番卒、困難の王、安楽のくらしをして居るときこそ、窓のそと、荒天の下の不仕合せをのみ見つめ、わが頬は、涙に濡れ、ほの暗きランプの灯にて、ひとり哀しき絶望の詩をつくり、おのれ苦しく、命のほどさえ危き夜には、薄き化粧、ズボンにプレス、頬には一筋、微笑の皺(しわ)、夕立ちはれて柳の糸しずかに垂れたる下の、折目正しき軽装のひと、これが、この世の不幸の者、今宵死ぬる命か、しかも、かれ、友を訪れて語るは、この生のよろこび、青春の歌、間抜けの友は調子に乗り、レコオド持ち出し、こは乾杯の歌、勝利の歌、歌え歌わむ、など騒々しきを、夜も更(ふ)けたり、またの日にこそ、と約した、またの日、ああ、香煙濛々(もうもう)の底、仏間の奥隅、屏風(びょうぶ)の陰、白き四角の布切れの下、鼻孔には綿、いやはや、これは失礼いたしました...   わが名は、狭き門の番卒、困難の王、安楽のくらしをして居るときこそ、窓のそと、荒天の下の不仕合せをのみ見つめ、わが頬は、涙に濡れ、ほの暗きランプの灯にて、ひとり哀しき絶望の詩をつくり、おのれ苦しく、命のほどさえ危き夜には、薄き化粧、ズボンにプレス、頬には一筋、微笑の皺、夕立ちはれて柳の糸しずかに垂れたる下の、折目正しき軽装のひと、これが、この世の不幸の者、今宵死ぬる命か、しかも、かれ、友を訪れて語るは、この生のよろこび、青春の歌、間抜けの友は調子に乗り、レコオド持ち出し、こは乾杯の歌、勝利の歌、歌え歌わむ、など騒々しきを、夜も更けたり、またの日にこそ、と約した、またの日、ああ、香煙濛々の底、仏間の奥隅、屏風の陰、白き四角の布切れの下、鼻孔には綿、いやはや、これは失礼いたしましたの読み方
太宰治 「喝采」

...「や!」並み居る役人も番卒も...   「や!」並み居る役人も番卒もの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...役人番卒が何と言っても口を利(き)かない...   役人番卒が何と言っても口を利かないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...帰り来れば番卒右にあり...   帰り来れば番卒右にありの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...役館の番卒は、「何者だっ」と、中から覗き合っていたが、重棗(ちょうそう)の如き面(おもて)に、虎髯(こぜん)を逆だて、怒れる形相に抹(まっしゅ)をそそいだ巨漢(おおおとこ)が、そこを揺りうごかしているので、「誰だ、誰だ?」と、さわぎ立ち、県尉玄徳の部下だと聞くと、督郵(とくゆう)の家来たちは、「開けてはならぬぞ」と、厳命した...   役館の番卒は、「何者だっ」と、中から覗き合っていたが、重棗の如き面に、虎髯を逆だて、怒れる形相に抹をそそいだ巨漢が、そこを揺りうごかしているので、「誰だ、誰だ?」と、さわぎ立ち、県尉玄徳の部下だと聞くと、督郵の家来たちは、「開けてはならぬぞ」と、厳命したの読み方
吉川英治 「三国志」

...中にいた番卒や督郵の家来たちは...   中にいた番卒や督郵の家来たちはの読み方
吉川英治 「三国志」

...ぶちこわして踏み通るぞッ」苑内の番卒はおどろいて...   ぶちこわして踏み通るぞッ」苑内の番卒はおどろいての読み方
吉川英治 「三国志」

...この大石を門扉へたたきつけてくれる」中の番卒は仰天して...   この大石を門扉へたたきつけてくれる」中の番卒は仰天しての読み方
吉川英治 「三国志」

...番卒たちは、「ほ、婿(むこ)様と呉夫人が、おそろいで、どこへお出ましか」と、羨望の眼を送るだけであった...   番卒たちは、「ほ、婿様と呉夫人が、おそろいで、どこへお出ましか」と、羨望の眼を送るだけであったの読み方
吉川英治 「三国志」

...柵門の番卒溜(だま)りで...   柵門の番卒溜りでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...番卒の眼は、どうして掠めてきたのか」「番の者へは、持仏(じぶつ)やら釵(かざし)を与えて、やっと得心させて来たのです...   番卒の眼は、どうして掠めてきたのか」「番の者へは、持仏やら釵を与えて、やっと得心させて来たのですの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...番卒の頭らしい男の肩をつかまえてである...   番卒の頭らしい男の肩をつかまえてであるの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...とちゅうには番卒(ばんそつ)小屋もあり...   とちゅうには番卒小屋もありの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...外曲輪(そとぐるわ)の番卒(ばんそつ)ではないか」「ばかをいえ...   外曲輪の番卒ではないか」「ばかをいえの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...城門の番卒たちに囲まれて...   城門の番卒たちに囲まれての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...番卒たちに足もとを援(たす)けられながら...   番卒たちに足もとを援けられながらの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...たたたたと、同勢小早(こばや)めに足なみを迅(はや)めて、そこの前にさしかかると、「待て、待てっ」わらわらと躍り出してきた関守の番将、番卒たちが、「おう、これは柴家の大旦那でしたか...   たたたたと、同勢小早めに足なみを迅めて、そこの前にさしかかると、「待て、待てっ」わらわらと躍り出してきた関守の番将、番卒たちが、「おう、これは柴家の大旦那でしたかの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「番卒」の読みかた

「番卒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「番卒」

「番卒」の英語の意味


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