...他の例をあげることは略するが...
丘浅次郎 「脳髄の進化」
...[#底本ではここにオグデンによるベーシック・ワードのリストが掲げてあるが、オグデンの著作権は現在保護期間中なので、省略する...
高田力 「ベーシック英語」
...この講義も今回をもって終了することになりますと何分余地がありませぬから残念ながら略すことにします...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...その詳細の数字は略するが...
寺田寅彦 「伊吹山の句について」
...これは先生に関係のない余談であるからここには略する...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...此には省略することゝし...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...国貞が最上の錦絵は文化文政の頃のものたる事余(よ)別に「衰頽期の浮世絵」において論ぜんと欲するが故ここには言はず(鳥居派五世清満の事も同じ論文に記したれば略す)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...土俗学的に考うべき多少の愚案がないでもないが今は省略する...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...省略する(春風秋雨亭主人談)...
中山太郎 「屍体と民俗」
...くだ/″\しければ略す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「管々(くだくだ)しければ略す」とでもいわせて置いてもらおうか...
正岡容 「小説 圓朝」
...其詳なるは木崎好尚さんの書に譲つて略する...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...今其辞(ことば)を略す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...誰もおそらくこれ以上に省略することは出来ないであろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...前を急ぐゆえに今は皆省略する...
柳田国男 「雪国の春」
...親類知人たちの歓迎のありさまは省略する...
山本周五郎 「百足ちがい」
...一々挙げたら際限がないから略する...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...そこまでは行届かないから略する事にしている...
夢野久作 「創作人物の名前について」
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