...畏る可きの至りなり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...畏る/\大殿様の御顔を仰ぎました...
芥川龍之介 「地獄変」
...されば自分に取っては最も畏るべき鬼神力も...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...その憚(はばか)るべき畏るべき感じと云うものが...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...世人の謂う所の「返し矢畏る可し」とは...
高木敏雄 「比較神話学」
...「畏る可き神」と云いしと伝えらる...
高木敏雄 「比較神話学」
...世に畏るべき敵に遇はざりし瀧口も...
高山樗牛 「瀧口入道」
...後世之に鑑みて主人の盡す歡待に仇報ゆるを畏るべし』351 歡待を裏切るものを懲罰する神としてヂュウスに呼ぶ(XIII 624 にも)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...われは痛くも心中に嘆きて畏る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 245さすが畏るゝアキリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...我輩は伊藤侯を認めて眇たる一の星亨を畏るものなりとも信ずるものに非ずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...閣下に留任を勧告するものは自由党の毫も畏る可からざると...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...胡(こ)甚だこれを畏る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...また半兵衛重治と松千代を案内して畏(おそ)る畏るそこの幕のうちへ入った...
吉川英治 「黒田如水」
...お聞き入れくださいましょうや」畏る畏るその不興な顔へ向って...
吉川英治 「三国志」
...畏る畏るたずねた...
吉川英治 「親鸞」
...少しすり寄って畏る畏るこういうと...
吉川英治 「親鸞」
...畏(おそ)る畏る...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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