...途もさして遠くはなしお眼にかかりたいと思いついて何の計画するところもなく...
林不忘 「安重根」
...後者はその面内にただ一つの線を画するような感じがある...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...経国の大計を画するに到りては...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...哲学の新段階を画する規模のものと考えられるべきだろう...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...陸軍のあるプルュドンムが偶然に一時期を画すべき決定的勝利を得...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...比喩は仕事を計画する盗人が逃げ込む謎(なぞ)であり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それからこんどは第四期の本建築を計画するわけである...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...この人の作が一時期を画するような新現象であるために世人はこれをロマンチシズムの代表者と見傚(みな)しました...
夏目漱石 「創作家の態度」
...早稲田派と三田派等の間にも可なり鮮明な境界を画することができる...
平林初之輔 「文学方法論」
...いわんやわれわれ計画する処の事は...
福田英子 「妾の半生涯」
...企画すること頻りである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そして時々聚繖花を出すチャ属とは自然にその間に一目瞭然たる不可侵の境界線を画するものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その頃の事情は厳密に建部中根派との区別を画するごときものではなかったらしい...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...小さな祈願の祭りは計画することはできなかったので...
柳田国男 「母の手毬歌」
...幕政に参画するようになった...
山本周五郎 「新潮記」
...いわゆる三分(ぶん)鼎立(ていりつ)の一時代を画するに至ったが...
吉川英治 「三国志」
...やがて奇妙な旅行を企画するようになり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...現実の風景を描いた画すらも...
和辻哲郎 「院展遠望」
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