...流行りの町歩きスタイルに革足袋が似合いそうです...
...其処は七八町歩(ちやうぶ)の不規則な形をした田になつてゐて...
石川啄木 「道」
...やがては十町歩の土地持になれる...
犬田卯 「米」
...約三千町歩ばかりの荒蕪地を払下げてもらってね...
犬田卯 「沼畔小話集」
...農商務省で管轄する山林は六万町歩もある中だから...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...一景嶋近辺へゆけば塩田何々町歩を耕地に整理して水田の何々町歩を得たといふ立札が立つて居り...
高村光太郎 「気仙沼」
...群馬縣利根川の利根官林で四千町歩を四千圓で拂下げた...
田中正造 「土地兼併の罪惡」
...三十町歩そこそこですが...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...田はやっと六十町歩に過ぎぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...十五町歩の林檎園に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ただ一町歩の畑と一町五畝の山林の所有者で...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...開墾地何千町歩というふうに...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...二十二万町歩あることになる...
中谷宇吉郎 「琵琶湖の水」
...政府の方で新しく何百萬町歩とかを開墾して...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
...しかし何町歩という廣い面積になると...
中谷宇吉郎 「雪を消す話」
...酸(す)いものを頬張(ほおば)ったような口を穿(すぼ)めて一二町歩いた後(のち)...
夏目漱石 「門」
...僕の友達がコルシカの山奥に百万町歩の麦畑を持つてゐるから...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...現今二百八十万町歩の田は一部分天然の地変に助けられた増加である...
柳田國男 「地名の研究」
...中には二千五六百天地(我が二千町歩)と共に牛馬六十頭...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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