...ひためん(直面)の申楽(さるがく)は...
太宰治 「もの思う葦」
...たとえば世阿弥(ぜあみ)の「花伝書」や「申楽談義(さるがくだんぎ)」などを見てもずいぶんおもしろいいろいろのものが発見さるるようである...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...しかし昔の申楽(さるがく)とか田楽(でんがく)とか言ふものの趣味は能楽よりもかへつて狂言の方に多く存して居るかも知れぬ...
正岡子規 「病牀六尺」
...申楽師(さるがくし)と申しましても...
吉川英治 「私本太平記」
...古くから山田申楽(さるがく)の座がある由...
吉川英治 「私本太平記」
...そちも山田申楽のながれを汲む者か」「め...
吉川英治 「私本太平記」
...もとのわが家の苫舟へ帰ってゆく申楽師(さるがくし)の雨露次(うろじ)であった...
吉川英治 「私本太平記」
...申楽を渡世とする舟芸人の夫婦とのことだが...
吉川英治 「私本太平記」
...申楽能(さるがくのう)の催しがあるときいて...
吉川英治 「私本太平記」
...伊賀に興(おこ)りつつある山田申楽...
吉川英治 「私本太平記」
...山田申楽の出向いた水分神社は...
吉川英治 「私本太平記」
...山田小美濃の申楽一座が...
吉川英治 「私本太平記」
...申楽奉仕(さるがくほうじ)の雨乞いを営むらしいが...
吉川英治 「私本太平記」
...宿泊中の山田申楽の一座だ...
吉川英治 「私本太平記」
...祈祷も、奉納の申楽も、今日で終るわけだが、相変らず、一滴の雨すらなく、あすも照りらしい夕晴れだった...
吉川英治 「私本太平記」
...山田申楽のはじまる時刻を待っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...山田申楽への座入りなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...あなたは、何を望んでおいでなのです?」「伊賀の山田申楽、春日の大和申楽...
吉川英治 「私本太平記」
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