...スキーをやる場所が夏の由比ガ浜か...
石川欣一 「山を思う」
...昭和二十一年九月十一日小諸山廬(こもろさんろ)にて高浜虚子昭和十六年初凪(はつなぎ)や大きな浪のときに来る一月元日由比(ゆい)ヶ浜(はま)散歩...
高浜虚子 「六百句」
...由比浜より還御と云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...船は由比浦の汀に打捨てられ...
太宰治 「右大臣実朝」
...由比正雪の隠謀の露われたのは...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...由比(ゆい)ヶ浜(はま)の方からは穏(おだや)かな波の音が...
田中貢太郎 「頼朝の最後」
...これは由比正雪が島原で調合を教はつたといふ南蠻祕法の大毒藥で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「親分、お目出度う」「お、八か、骨を折らせたなア」× × ×捕まへた曲者は、慶安(けいあん)の變に毒藥係を勤めた平見某と弟同苗兵三郎とその妹お秋、由比正雪、丸橋忠彌その他一黨の遺志を繼いで老中松平伊豆守、安部豊後守をはじめ、一味の者に辛(つら)かりし人達へ怨を酬(むく)い、太平の夢を貪る江戸の町人達にも、一と泡吹かせようと言ふ大變なことを目論んだのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...由比の正雪なら牛込榎町(えのきちよう)よ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「曲者(くせもの)は慶安謀叛人(むほんにん)の由比正雪...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...由比ヶ浜の一ノ鳥居方面へ...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞は、甘縄山の下、無量寺谷のへんに、陣場をすすめて、由比ヶ浜から、町の内までを、一望に見ていた...
吉川英治 「私本太平記」
...由比ヶ浜で奮戦して果て...
吉川英治 「私本太平記」
...由比ヶ浜から西へ立つはずである...
吉川英治 「私本太平記」
...由比ヶ浜に投げ捨てさせる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...吾妻鏡だと“――台命ニ依ツテ由比ヶ浜ニ棄(ス)テシム”となっている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...常でも浪の激しい由比(ゆい)ヶ浜に...
吉川英治 「日本名婦伝」
...薩峠などを含む由比蒲原あたりの裏の山脈は富士川の西岸で盡き東の岸からは浮島が原の平野となつてずつと遠く箱根山脈の麓まで及んで居る...
若山牧水 「樹木とその葉」
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