...この頃浮浪人が出て毎晩集会所に集って焚火(たきび)なぞをするから用心が悪い...   
有島武郎  「カインの末裔」 
...それに第一用心が悪いじゃないか」「なに大事な物は...   
田中貢太郎  「地獄の使」 
...乞食が寝泊りして火の用心が悪い処から...   
徳冨健次郎  「みみずのたはこと」 
...そして――用心が悪いから私が帰ったら後の扉(と)を閉めて下さいよ――とか何んとか...   
野村胡堂  「踊る美人像」 
...扉(ドア)を開けると用心が悪いし」健一はそんな事を言います...   
野村胡堂  「水中の宮殿」 
...用心が悪いようですが...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...お前さん火の用心が悪いから...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...――用心が悪いと思うなら...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...家の方が用心が悪いからと...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...――用心が悪いから――とか何んとか...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...用心が悪いから、犬も飼わねばならず、名園ともいわれた庭がついている以上、常傭の庭師ぐらいは入れなければならない...   
久生十蘭  「我が家の楽園」 
...どうも火の用心が悪いといって...   
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」 
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