...生霊が出るという噂がある墓地を通らないように注意しよう...
...あの家には生霊が出るという噂がある...
...死んだ人の魂が生きたままになり、生霊として現れるという迷信は昔からある...
...生霊が出現すると、その場所は一気に不穏な空気に包まれる...
...そもそも生霊って本当にいるの?(注: 迷信や都市伝説の類であり、実在しないものとされているため、正確には熟語ではないですが、上記のように扱われることがあります)...
...あたかも無形的死霊あるいは生霊(いきりょう)のごときものありて...
井上円了 「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」
...生霊の厄会には期がある...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...生霊がとり憑き、犬神がとり憑き、道を歩いていると七人御先(みさき)が来て、それに往き逢った者は熱病にかかった...
田中貢太郎 「鷲」
...如此ニシテ数十万生霊救ヒ其人口ノ減耗ヲ防遏シ...
田中正造 「直訴状」
...死霊(しにりょう)や生霊(いきりょう)乗り移るということ聞いてますけど...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...小町その人の生霊(いきりょう)が籠(こも)るというよりも...
中里介山 「大菩薩峠」
...二三日ソノ生霊ヲハナサナケレバナラヌ故...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は何処に行っても彼女の生霊から逃れられないのです...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...予が嘉峪関をこえて新疆を横断し、カラコルム山脈を超越しおわりしまでに費したる日数、約三百日、その間親しく天山山脈に沿う高原を視察し、タリム河に瀕する平野を踏査して、耳聞目睹したる結果は、五十八万方マイルの大宝庫、古来蛮雲のとざす所となりて、空しく草莱(そうらい)に委し、二百万の生霊、なお瘴烟(しょうえん)の裡に包まれて、いたずらに混沌として睡眠するの憐むべき情態にあると同時に、新疆の運命すこぶる悲観すべきものあるに想到し、うたた感慨に堪えざるなり...
日野強 「新疆所感」
...衆生済度の教えをもって生霊を塗炭に陥(おとしい)れ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...北大西洋の氷山に囲まれて冷たい死を死んだ約二千の生霊は...
牧逸馬 「運命のSOS」
...御息所は世間で言う生霊(いきりょう)の説の否認しがたいことを悲しんで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたしは何か警官の生霊にでも取付かれたように...
森律子 「三度會つた巡査」
...後日生霊(いきりょう)となって人に憑(つ)くにさしつかえはなく...
柳田国男 「山の人生」
...おそらくはこれも昔はその話を聴くために、狐を招いてきてもらった名残であって、同時にまた諸国の狸和尚、ないしは常陸坊・八百比丘尼の徒が、或いは自分もまた多くの聴衆と同じく、憑いた生霊、憑いた神と同化してしまって、荘子(そうじ)の夢の吾(われ)か蝴蝶(こちょう)かを、差別しえない境遇にあった結果ではないかを考えしめる...
柳田国男 「山の人生」
...幾万の生霊を暗(やみ)から暗(やみ)へ葬ったことであろうか...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...悽愴極まる屍体の山と石油臭の中に隔離されている約一小隊の生霊に...
夢野久作 「戦場」
...万民の生霊を塗炭(とたん)となして...
吉川英治 「三国志」
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