...生玉子を食べるのは健康に悪いと言われている...
...日本では生玉子を使用する料理も多い...
...生玉子を割ると、黄身と白身が分かれる...
...生玉子を使った豚丼が好きです...
...生玉子を飲んでみたことがある人は少ないかもしれない...
...生玉子でも吸おうと云う腹だったのだが...
芥川龍之介 「老年」
...生玉子を一個(ひとつ)買って飲むと...
泉鏡花 「瓜の涙」
...玄米茶と生玉子とを頂戴した...
種田山頭火 「其中日記」
...シカゴ市のある男は七十九秒間に生玉子を四十個まるのみしてレコードを取ったが...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...時間が無制限ならば百や二百の生玉子をのむのは容易である...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...蕎麦に田螺(たにし)、心太に生玉子、蟹に胡瓜も食べ合せ悪しきもの、家鴨(あひる)の玉子ととろろを併せ食えば面色(めんしょく)たちどころに変じて死すと云う...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...熱い飯に生玉子をぶつかけて食べた時は...
林芙美子 「浮雲」
...海草の煮つけに生玉子の御馳走だった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...枕許の丼へ生玉子を山積させ...
正岡容 「吉原百人斬」
...どういふわけだか猫と慈姑(くわゐ)と牛乳と生玉子とコツプが嫌ひなんだ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...つい申すのを忘れましたが生玉子は白味をのぞいて黄味だけ召上れ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...先ず湯煮玉子(ゆでたまご)の黄身二つを裏漉(うらご)しにして生玉子の黄身一つを入れて丁寧(ていねい)に混ぜ合せてそれから芥子(からし)を小匙に一杯と塩を小匙に軽く一杯と胡椒(こしょう)少しと砂糖を小匙に半杯入れて最初にサラダ油を大匙一杯加えてよくよく今の物を攪(か)き混(ま)ぜます...
村井弦斎 「食道楽」
...飯粒や生玉子と一緒に呑込めば済むと思う人がありますけれども...
村井弦斎 「食道楽」
...それを肉挽で挽いて別にブラウンソース即ちバター大匙一杯を溶かしてメリケン粉大匙一杯を黒くなるまでいためてスープを大匙三杯に罎詰(びんづめ)のトマトソース一杯入れて塩胡椒で味をつけたソースを今の肉へ混ぜて生玉子を一つ入れて...
村井弦斎 「食道楽」
...胃の熱に逢って外(ほか)の物を引包むから酸類の中毒には応急手当として生玉子を飲む...
村井弦斎 「食道楽」
...譬えば緑青(ろくしょう)中毒や砒石(ひせき)中毒は羽毛かあるいは筆の先で喉(のど)をくすぐって胃中の物を吐出させておいてそれから生玉子を飲ませるのが応急の手当だ...
村井弦斎 「食道楽」
...第三十六田毎(たごと)飯は鶏の肉を細かく叩いて葱の刻んだのと一緒に味淋や醤油で美味く煮て丼(どんぶり)の中の熱い御飯へかけて生玉子の黄身を一つ載(の)せて蓋をして蒸らしたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...それから湯煮た玉子の黄身を二つ裏漉しにして生玉子の黄身を混ぜて芥子(からし)を小匙一杯と塩胡椒と砂糖を小匙半分ほど加えてサラダ油大匙二杯と西洋酢一杯とを幾度(いくど)にも少しずつ加えてよく煉ります...
村井弦斎 「食道楽」
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