...頑固者だから、生一本でやっていくつもりだ...
...彼女は生一本の性格で、頑張って働いている...
...生一本のアスリートが、金メダルを獲得した...
...あの人は生一本のバイク乗りで、ツーリングが趣味だ...
...彼は生一本の芸人で、とても面白い...
...これは英帝国(えいていこく)盛(さか)んなりし時代の生一本(きいっぽん)ですよ...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...その作品の日本的なる生一本さが...
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」
...男は純潔な生一本(きいっぽん)な少年の心に...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...うまい酒だつた(酒そのものも文字通りの生一本だつた)...
種田山頭火 「旅日記」
...生一本(きいっぽん)に打込むようになると...
中里介山 「大菩薩峠」
...この生一本の男には忘れんとしても忘れられない...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらにも了見(りょうけん)がございますぞ」「そんなに生一本におっしゃるものじゃございませんよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...この律義一遍の生一本な野人は...
中里介山 「大菩薩峠」
...生一本(きいっぽん)に愛された記憶ももたない彼女は...
夏目漱石 「明暗」
...生一本で正直者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな方じゃございません」娘の生一本(きいっぽん)さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この明けっ放しで生一本らしい娘に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...駒次郎に逢って聞くと、「お曾与は良い娘でしたよ、生一本で、情が濃(こま)かくて――」そんな事を言うのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お孃さんは生一本で眞面目だから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...子供らしく生一本の人間がどこにあるか...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...案外貴女の生一本は内べんけいじゃなかったの...
林芙美子 「新版 放浪記」
...生一本でなくて気むずかしい点があるのだからね」などとまた源氏は教訓した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...龍泉殿の生一本(きいっぽん)な気性は彼も知っている...
吉川英治 「私本太平記」
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