...頑固者だから、生一本でやっていくつもりだ...
...彼女は生一本の性格で、頑張って働いている...
...生一本のアスリートが、金メダルを獲得した...
...あの人は生一本のバイク乗りで、ツーリングが趣味だ...
...彼は生一本の芸人で、とても面白い...
...「ああ、灘の生一本か...
海野十三 「地球要塞」
...零(こぼ)れ出したのは灘の生一本と思ひの外(ほか)...
薄田泣菫 「茶話」
...生一本なそして澄み切つた美しさ...
竹久夢二 「砂がき」
...魚軒(さしみ)に灘(なだ)の生一本(きいっぽん)でなくちゃ」二人は何時(いつ)の間にか泪橋(なみだばし)の傍へ往っていた...
田中貢太郎 「春心」
...お土産として灘の生一本...
種田山頭火 「其中日記」
...わざ/\生一本と汽車辨当を携へての御入来である...
種田山頭火 「其中日記」
...我々は最初から生一本だから策も略も無いが...
中里介山 「生前身後の事」
...生一本(きいっぽん)に打込むようになると...
中里介山 「大菩薩峠」
...筋道の考え方が生一本(きいっぽん)に過ぎていました...
中里介山 「大菩薩峠」
...けっして純粋な生一本(きいっぽん)の動機からここに立って大きな声を出しているのではない...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...駒次郎に逢って聞くと、「お曾与は良い娘でしたよ、生一本で、情が濃(こま)かくて――」そんな事を言うのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女は正直で生一本なのが一番良い――」そう言う平次の胸には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今度こそは倉賀屋さんが特別に取寄せたといふ灘の生一本...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな生一本の男は怖い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの生一本の娘――お嬢さんのお絹さんは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...純眞生一本の心でもつて...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...こつちは生一本だから安心して飲んで下さいよ...
牧野信一 「街角」
...M子の好い処はその生一本の気持にある...
宮本百合子 「M子」
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