...鳥は現在にのみ生きるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...2生きる爲の職業は魂の生活と一致するものを選ぶことを第一とする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...現在の享樂のみに生きる生活は不自然である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...□平塚さんは十二月号の安田皐月(さつき)さんの『生きることゝ貞操と』を読んで考へついたことがあるし生田花世(いくたはなよ)さんについて何時も考へてゐたこともあるから...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一五年一月号)」
...そして生きるための何か...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...すつかり世離れて恋にのみ生きるといふのも好いね?』『……』Bは何も言ふことは出来なかつた...
田山録弥 「島からの帰途」
...当時は死ぬか生きるかの大きな創傷(きず)を総身に受けたに相違なかつたが...
田山録弥 「船路」
...生きる力が衰えている筈はない...
中島敦 「光と風と夢」
...いつまでも生きるのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...それは又他者との完き共同完き合一において生きる故...
波多野精一 「時と永遠」
...そうして自分のなかに強く存在しているところのみずから生きる力を弱めてゆくものです...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...この家は生きるために...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...彼にはこの生きる運命(さだめ)が死ぬ運命(さだめ)よりも悲しかった...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「琴」
...生きること、すこやかなることこそ、わが学問なれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これらがまことに人の生きるみちである...
山本周五郎 「さぶ」
...生きることには、よろこびもある...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...探査者の精神は――死からの逃亡者と同様――未来の時代を異種族の身体のまま生きることになる...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...人は誠実に生きる限り――生を避けて...
和辻哲郎 「生きること作ること」
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