...「甚六」は熟語ではありません...
...甚六でない二男三男四男五男……が有り余つた...
薄田泣菫 「茶話」
...「おい、甚六、これを持って往け」と、監物は背後(うしろ)の方を揮(ふ)り返った...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...「甚六、甚六、早く不動様を戸波へ戻しに往け」山林の火は四方へ燃え拡がって山の畝(うね)りをはっきりと映しだした...
田中貢太郎 「不動像の行方」
...隣の長谷倉甚六郎の浪宅からは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...長谷倉甚六郎の門口(かどぐち)です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...幾つ目かは甚六郎の額を打ち...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...爲にならんぞツ」「拙者は長谷倉甚六郎...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...長谷倉甚六郎身を捻(ひね)つて片手拜みの手刀...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...長谷倉甚六郎といふ浪人者は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人長谷倉甚六郎自身でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死んだ長谷倉甚六郎の口からでも聞かなければ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「拙者は山浦甚六郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甚六郎の言葉には少しの疑ひやうもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...山浦甚六郎に相違ないとでも言つて居るだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...」正(まさ)にその通り、総領の甚六と、利発な妹とであったのだ...
長谷川時雨 「議事堂炎上」
...あるだけの智慧をしぼつて甚六の言ひ掛(がか)りを拒(こば)んだ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...大勢の甚六の兄弟ががやがやと寄つて来た...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...俗にいう総領の甚六的なところもあるが...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??