...いわゆる光琳派はすべて...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...故人香雪軒(かうせつけん)の遺愛品として陳列せられてゐた漢田村文琳(かんたむらぶんりん)の茶入(ちやいれ)については面白い話がある...
薄田泣菫 「茶話」
...」光琳の羽織7・31(夕)むかし尾形光琳と...
薄田泣菫 「茶話」
...光琳は風流な金更紗(きんさらさ)の羽織をはおつて澄ましてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...北斎は初め勝川春章(かつかわしゅんしょう)につきて浮世絵の描法を修むるの傍(かたわら)堤等琳(つつみとうりん)の門に入りて狩野(かのう)の古法を窺(うかが)ひ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...然れども欧洲人はなほいまだ光琳の蒔絵(まきえ)...
永井荷風 「江戸芸術論」
...磯部と琳琅閣は小石川伝通院前の青山堂と並びて人の知りたる老舗なり...
永井荷風 「古本評判記」
...光琳風呂といふのが古風で...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...衣に摺りし昔の里かかきつばたハンケチに摺つて見せけりかきつばた白シヤツに摺り付けて見るかきつばたこの里に業平来れば此処も歌見劣りのしぬる光琳屏風かな見るほどに何んとなつかしかきつばた去ぬは憂し散るを見果てむかきつばた何んと拙(つた)ない幼稚な句ではないか...
牧野富太郎 「植物記」
...けれどもこの実景に比べては光琳の屏風などは無論問題ではない...
牧野富太郎 「植物記」
...この二小冊子を比較して見ても同じ百合の花が光琳のは強い線で画いてあり抱一のは弱い線で画いてある...
正岡子規 「病牀六尺」
...同じ萩の花でも光琳のは葉が硬いやうに見えて抱一のは葉が軟かく見える...
正岡子規 「病牀六尺」
...沢山の鶴を組合せて面白い線の配合を作つて居るのは光琳(こうりん)...
正岡子規 「病牀六尺」
...慧琳音義が蔵中にあつて倶(とも)に来た...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...慧琳の書の再び出づることをば...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...光琳(こうりん)...
柳宗悦 「工藝の道」
...傍に光琳のあやめにいられちゃね...
横光利一 「旅愁」
...袁紹のために檄文(げきぶん)を作った陳琳(ちんりん)が...
吉川英治 「三国志」
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