...彼は真の理論家だ...
...理論家の意見を聞きたい...
...彼女は理論家の立場から問題を考える...
...科学理論家による研究結果が発表された...
...理論家たちはその問題について議論している...
...なかなか理論家だからね...
太宰治 「新ハムレット」
...しかしこういう議論は映画理論家にとって...
寺田寅彦 「映画芸術」
...実際家の集団は理論家の夫を優越し得ない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...これ等の理論家達は技術という概念を専ら主観――観念・精神・イデー・其の他の――に重点を持つものとして...
戸坂潤 「技術の哲学」
...科学的な社会科学者に対する夫などに対立して反動的な社会理論家などが受け取っている社会的好遇と...
戸坂潤 「技術の哲学」
...併しファシズムに反対する理論家達の批判は...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...等の有力な左翼理論家は自由を奪われている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...特に経済理論家はそうなのだ...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...処が彼等は遺憾ながら経済理論家や政治社会評論家ではあっても...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...ただ彼の素質は理論家ではないようだ...
戸坂潤 「読書法」
...それに之までの理論家の多くによると大衆という言葉が何か特別に都合のよいような意味に用いられてはいなかったかという懸念もなくはなかった...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...性急な理論家たちは――文学者は科学者のやうな忍耐力を欠いてゐる――問題が一挙に解決されなかつたために...
平林初之輔 「文学の本質について(一)」
...一元的唯物論の立場から諸々の自然現象を洞察しようとする堅い意志を持つた理論家であつた...
牧野信一 「ゾイラス」
...理論家が懷疑的であるのに對して實踐家は獨斷的であり...
三木清 「人生論ノート」
...ジェームズがその代表的理論家である...
三木清 「認識論」
...この學問の領域に於て嘗て偉大なる業績を爲し遂げた人々の多くが單なる理論家でなく同時に強大なる實踐家であつたことも同じ理由からむしろ當然のこととして感ぜられるであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...それは理論家の作物である**...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...評論で(理論家的素質からではないが)私らしい仕事まとめたから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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