...その店には珍物がたくさんあるらしい...
...旅先で珍しい珍物を見つけた...
...収集家は珍物を集めるのが趣味だ...
...珍物を探しに市場へ行く...
...彼女は海外旅行で珍物を買って帰ってくるのが好きだ...
...もう一つ「ハムレットの墓」と称する珍物があるのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...その汚ない不器用の出来上りが実は無上の珍物であるということを知ろう筈はない...
中里介山 「生前身後の事」
...宇治山田の米友という珍物を掘り出したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは何かしかるべき茶器の類(たぐい)の珍物だな...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっとう以外の珍物を引っぱり出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...數年前掘り出した明刀錢の如き學界を聳動した珍物や...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...具石山・吉田屋敷・鳥の巣等には化石の珍物が出るので名高い...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...今日の供養は山海の珍物を尽されたが...
南方熊楠 「十二支考」
...これも天下の富豪や贅沢家(ぜいたくか)がまだ口に入れた事のない珍物(ちんぶつ)だ」と自分のコップへは惜しそうに半(なか)ばほど注ぎぬ...
村井弦斎 「食道楽」
...やっぱり珍物(ちんぶつ)かね」中川「それは川魚の第一といわれるヤマメのフライだ...
村井弦斎 「食道楽」
...客の三人は珍物よと聞きて賞翫(しょうがん)しつつ小山夫婦頻(しきり)に感歎し「なるほどこれは無類だ...
村井弦斎 「食道楽」
...第一の珍物はかの伽羅に有之...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...始めのうちはただ名を聴(き)いたばかりの珍物(ちんぶつ)で...
柳田国男 「母の手毬歌」
...おりおり載せた紅葉新作の小話はなおさら珍物...
山本笑月 「明治世相百話」
...紀文の紙入れなど途方もない珍物...
山本笑月 「明治世相百話」
...これはこれはと珍物扱いで大喜び...
山本笑月 「明治世相百話」
...いつ頃の作かは知らぬが全く珍物...
山本笑月 「明治世相百話」
...どんな珍物が出て来るかと思ったら頭山(とうやま)先生が出て来た...
夢野久作 「近世快人伝」
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