...その店には珍物がたくさんあるらしい...
...旅先で珍しい珍物を見つけた...
...収集家は珍物を集めるのが趣味だ...
...珍物を探しに市場へ行く...
...彼女は海外旅行で珍物を買って帰ってくるのが好きだ...
...実(じつ)に稀世(きせい)の珍物(ちんぶつ)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...今度の『中央公論』に「二百十日」と申す珍物をかきました...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...「きょうは御一同に御披露(ひろう)したい珍物がございます...
太宰治 「新釈諸国噺」
...もう一つ「ハムレットの墓」と称する珍物があるのだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...宇治山田の米友という珍物を掘り出したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっとう以外の珍物を引っぱり出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...具石山・吉田屋敷・鳥の巣等には化石の珍物が出るので名高い...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...天下の珍物を採集するに骨を折ってまいった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...今日の供養は山海の珍物を尽されたが...
南方熊楠 「十二支考」
...やっぱり珍物(ちんぶつ)かね」中川「それは川魚の第一といわれるヤマメのフライだ...
村井弦斎 「食道楽」
...我ながら珍物だと思っているが...
村山籌子 「みみず先生の歌」
...第一の珍物はかの伽羅に有之...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...そう云う珍物が御用とあれば差し上げる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...始めのうちはただ名を聴(き)いたばかりの珍物(ちんぶつ)で...
柳田国男 「母の手毬歌」
...年枝の即席茶番など柳派の珍物もあったが...
山本笑月 「明治世相百話」
...おりおり載せた紅葉新作の小話はなおさら珍物...
山本笑月 「明治世相百話」
...泥めんこや鉛のめんこも今では珍物扱い...
山本笑月 「明治世相百話」
...田甫(たんぼ)の狸汁と公園の珍物茶屋...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??