...その店には珍物がたくさんあるらしい...
...旅先で珍しい珍物を見つけた...
...収集家は珍物を集めるのが趣味だ...
...珍物を探しに市場へ行く...
...彼女は海外旅行で珍物を買って帰ってくるのが好きだ...
...当時よほど珍物に思われていたものと見えます...
淡島寒月 「寺内の奇人団」
...古い竹根の形をした珍物や...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...その汚ない不器用の出来上りが実は無上の珍物であるということを知ろう筈はない...
中里介山 「生前身後の事」
...その槍の手筋は非常なる珍物であることを知っておりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...宇治山田の米友という珍物を掘り出したのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...これは何かしかるべき茶器の類(たぐい)の珍物だな...
中里介山 「大菩薩峠」
...こっとう以外の珍物を引っぱり出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...蓋し晶子歌中の珍物である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...天下の珍物を採集するに骨を折ってまいった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...目をおどろかす珍物であろうな?」ツと...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そんな物に飽きたお屋敷の子は珍物(めずらしもの)好きの心から烈(はげ)しい異国趣味に陥って何でも上等舶来と言われなければ喜ばなかった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...これも天下の富豪や贅沢家(ぜいたくか)がまだ口に入れた事のない珍物(ちんぶつ)だ」と自分のコップへは惜しそうに半(なか)ばほど注ぎぬ...
村井弦斎 「食道楽」
...手製の珍物だもの...
村井弦斎 「食道楽」
...我ながら珍物だと思っているが...
村山籌子 「みみず先生の歌」
...第一の珍物はかの伽羅に有之...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...珍物(君子)をもありふれた物(小人)をも併せ用ゐて料理の獻立は出來るのである...
森鴎外 「古い手帳から」
...田甫(たんぼ)の狸汁と公園の珍物茶屋...
山本笑月 「明治世相百話」
...いつ頃の作かは知らぬが全く珍物...
山本笑月 「明治世相百話」
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