...これを結びたる天糸は、本磨き細手の八本撚(よ)りにて、玲瓏たる玉質、水晶の縄かとも見るを得べく、結び目の切り端の、処々(しょしょ)に放射状を為すは、野蚕(やさん)の背毛(はいもう)の一叢(むら)の如し...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...名前は玉質焼といって...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...この玉質焼は、一年位の間に随分進歩して、売出す位の程度になっていた...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...玉質焼は益々進歩して...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...この女天の成せる玉質柔肌(じゅうき)...
南方熊楠 「十二支考」
...指も赤く透きとほつて紅玉質になつて居る...
與謝野寛 「素描」
...天子は天稟(てんぴん)の玉質であらねばならぬ...
吉川英治 「三国志」
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