...師木(しき)の玉垣(たまがき)の宮二にましまして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...大和の師木(しき)の玉垣の宮においでになつて天下をお治めなさいました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...御諸山に玉垣を築いて...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...社の玉垣(たまがき)を後ろに取って...
中里介山 「大菩薩峠」
...玉垣の門を開いてもらって...
中里介山 「大菩薩峠」
...間もなく玉垣の横...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玉垣の下へ死体を投(ほう)り出しておくというのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...先ほどお取次に出ました、召使の八重と申す娘に、朝夕あの鈴を見張りながら、お詣(まい)りをさせておきましたが、あの日行ってみると、鈴は紅白の緒ごと引き千切られ、玉垣の下には、鈴の緒で縛られた死骸があったと申します...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玉垣の前で堂守を殺すなんて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毛――と」「駄目々々」二人は玉垣に寄つたまゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...堂宮の玉垣などに書かれていることに気が付いたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一と口に橋の欄干と堂宮の玉垣と言っても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...堂宮の玉垣などに書かれてゐることに氣が付いたのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...恐ろしく奮(はず)みやがるんで」「フーム」「氏神の玉垣を寄附する時も...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...決して御迷惑はかけませんから、私が自費でお伺いして、玉垣とか、植込みの工合とか言うものを、出来るだけ御経済になるように指図させて頂きたいと思います...
夢野久作 「少女地獄」
...紫竹(しちく)の茂った玉垣の間を白洲(しらす)へぬけて...
横光利一 「日輪」
...仁王の手やら首やらまた瓦(かわら)だの玉垣の破片などが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...玉垣の中へまろび落ちていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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