...猿猴や蟹を経営に例えることができる...
...彼の目は猿猴蟹に向いている...
...熊本県の名産品に猿猴蟹せんべいがある...
...猿猴蟹をモチーフにしたお土産を探している...
...この料理には猿猴蟹の出汁がたっぷり入っている...
...猿猴を真似てゐるマドモアゼル...
李箱 「AU MAGASIN DE NOUVEAUTES」
...猿猴草(ゑんこうさう)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...水中の月を促えし猿猴は...
高木敏雄 「比較神話学」
...問題の『シラノ猿猴格闘録』は立派な桐の箱に納まつて...
辰野隆 「書狼書豚」
...ものごとにお気をつけられることは猿猴(えんこう)のこずえをつたうがごとく...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...猿猴(えんこう)のよく水に下るはつなげる手あるがため...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...夜はもう大分遅かつたが、猿猴橋を渡ると、橋の下に満潮の水があつた...
原民喜 「永遠のみどり」
...猿猴橋(えんこうばし)を渡ると...
原民喜 「永遠のみどり」
...私は猿猴橋を渡り...
原民喜 「廃墟から」
...日本太郎の針金渡りは猿猴(えんこう)栄次のイミテーションであると教えていただいた...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...象牙や孔雀や猿猴や栴檀などといふものがオピルといふ港から輸出された...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...『菩提場経』に馬頭尊の鼻を猿猴のごとく作る...
南方熊楠 「十二支考」
...アリストテレスが夙(はや)く猴を有尾、無尾、狗頭の三類に分ったは当時に取っての大出来で、無尾は猩々、猿猴等、日本の猴等は有尾、さて狗頭猴はアラビアとアフリカに限り生ずる猛性の猴だが、智慧すこぶる深く、古エジプトで神と崇められた...
南方熊楠 「十二支考」
...猿猴大王を見付けて悦んでいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...大王猿猴の勧めに依って弓を引いて敵に向いたもうに...
南方熊楠 「十二支考」
...猿猴ら竜宮に責め入って后を取り返し七宝を奪い取って本の深山に帰る...
南方熊楠 「十二支考」
...市に入て猿猴橋(ゑんこうばし)京橋を過来る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...足利時代に流行った「猿猴月をとる」という猿が片手を極端に伸ばしている画題があるが...
柳田国男 「故郷七十年」
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