例文・使い方一覧でみる「猶」の意味


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...暫くは歡樂の生活を捨て兼ねてゐた...   猶暫くは歡樂の生活を捨て兼ねてゐたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...眞に人を愛する事が出來なかつたとすれば...   猶眞に人を愛する事が出來なかつたとすればの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」

...汝はかの太の翁の事を記(おぼ)えたりや...   汝はかの猶太の翁の事を記えたりやの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...僻陬(へきすう)の村夫子(そんふうし)且(なほか)つ彼が名を記して幸福なる詩人と云ふ...   僻陬の村夫子猶且つ彼が名を記して幸福なる詩人と云ふの読み方
石川啄木 「閑天地」

...今(なほ)胸に刻まれて記憶に新たなるを覚ゆ...   今猶胸に刻まれて記憶に新たなるを覚ゆの読み方
石川啄木 「閑天地」

...(なお)抑えて居って鼻をかんでくれた...   猶抑えて居って鼻をかんでくれたの読み方
伊藤左千夫 「守の家」

...「それなら(なお)のこと...   「それなら猶のことの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...一刻の予(ゆうよ)もならんのです...   一刻の猶予もならんのですの読み方
太宰治 「女神」

...――貸(か)せば好(い)いが――夫(それ)より少し分(わか)らない所があるから...   ――貸せば猶好いが――夫より少し分らない所があるからの読み方
夏目漱石 「それから」

...其外にも數へ盡すべからず)候...   猶其外にも數へ盡すべからず)候の読み方
正岡子規 「歌よみに與ふる書」

...霜といひ秋といひて「涼し」と結びたるは秋の意を離れねど「さ夜深き」の歌は秋とも霜ともいはで只「涼し」といひたるにて此語の稍夏に用ゐ初められたるを見るべし...   霜といひ秋といひて「涼し」と結びたるは猶秋の意を離れねど「さ夜深き」の歌は秋とも霜ともいはで只「涼し」といひたるにて此語の稍夏に用ゐ初められたるを見るべしの読み方
正岡子規 「すゞし」

...太人はこの女を亜鉛(とたん)に金めつきをした厭な人形の中に交ぜて置いたのである...   猶太人はこの女を亜鉛に金めつきをした厭な人形の中に交ぜて置いたのであるの読み方
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」

...荻生徂徠論を著すに至つても故(ことさ)らに『文章は事業なり...   荻生徂徠論を著すに至つても猶故らに『文章は事業なりの読み方
山路愛山 「透谷全集を読む」

...かくて此失楽の中に蠕動(うごめ)く……大馬鹿者よ...   かくて此失楽の中に猶蠕動く……大馬鹿者よの読み方
與謝野寛 「失楽」

...(なほ)此(この)派の踊(をどり)も奇抜だ相(さう)である...   猶此派の踊も奇抜だ相であるの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...いろいろの迷信的な行事(ぎやうじ)が附随してゐるらしい...   猶いろいろの迷信的な行事が附随してゐるらしいの読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...もう予してはいられません...   もう猶予してはいられませんの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「しばし、ご予を」と、五郎次は、主君と相手の者へ、そう会釈をして、静かに、彼方(かなた)へ退(さ)がって行った...   「しばし、ご猶予を」と、五郎次は、主君と相手の者へ、そう会釈をして、静かに、彼方へ退がって行ったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「猶」の読みかた

「猶」の書き方・書き順

いろんなフォントで「猶」

「猶」の英語の意味

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