...夫れ雅にして未だ正ならざるは猶可なるも若し正にして未だ雅ならざるは...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...かの猶太おうなさへやさしげに頷きぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...母は猶幾許か不審の眼を手古奈に寄せてる樣子が見えたが...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...猶更ら危險ならずやといふ...
大町桂月 「多摩川冒險記」
...無期執行猶予なのですから...
高神覚昇 「般若心経講義」
...杉山は猶(なほ)暫く東京に滞(とゞま)つて居た様子であつたが...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...江国春風吹不起(こうこくのしゅんぷうふきたたず)鷓鴣啼在深花裏(しゃこないてしんかのうちにあり)三級浪高魚化竜(さんきゅうなみたこうしてうおりゅうにかす)痴人(ちじん)猶※(なおくむ)夜塘水(やとうのみず)どうやら...
中島敦 「悟浄出世」
...技術家も猶多分に政治家である場合に助かる...
中原中也 「我邦感傷主義寸感」
...猶しばらくは眼(め)を相手から離さなかつた...
夏目漱石 「それから」
...猶(なほ)三四回(くわい)書面(しよめん)で徃復(わうふく)を重(かさ)ねて見(み)たが...
夏目漱石 「門」
...新古今の中には材料の充實したる句法の緊密なる稍此歌に似たる者あれど猶此歌の如くは語々活動せざるを覺え候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...猶心つき無れど云々...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...ただ処罰を猶予したに過ぎなかったのである...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...猶、自分でもよく考えあなたにも助け舟願いますが、アパートを見て、大いに一考を要すと考え中です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...猶亡(ばう)霞亭のために処理すべき事があつたと見える...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「乞児猶乞古銭」と云ふ事の典拠を示してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...辭書たらむは猶ほ堪ふべけれど...
森鴎外 「舞姫」
...ご猶予ねがわしゅう存じます...
吉川英治 「新・水滸伝」
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