...この地の猴をも近国より来る猴をも収容し商人輩に供餉(ぐしょう)す...
南方熊楠 「十二支考」
...惟うに日本の猴も同様でこれを猿子眠りというのだろ...
南方熊楠 「十二支考」
...このついでに第四図に示すロリスはもっとも劣等な猴で...
南方熊楠 「十二支考」
...なお念のため六月発行『ノーツ・エンド・キーリス』十二輯六巻二九五頁へ和漢のほかに猴酒記事の例ありやと問いを出し置いたが...
南方熊楠 「十二支考」
...またピーター・シンブルの話に猴吸い(サッキング・ゼ・モンキー)といえるは...
南方熊楠 「十二支考」
...猴麪包の功遥かに存否曖昧の猴酒に優(まさ)る...
南方熊楠 「十二支考」
...インドで猴神ハヌマンもっとも著(あら)わる...
南方熊楠 「十二支考」
...ジャワのスラバヤでも猴を神とした由...
南方熊楠 「十二支考」
...安産の後(のち)瓦町という処で売る同様の猴像を添え...
南方熊楠 「十二支考」
...阿呆の骨頂と岩猿(いわざる)を絵図(えず)と猴話に因(ちな)んで洒落(しゃれ)て置く...
南方熊楠 「十二支考」
...インド人はハヌマン猴が殺された処に住む人はやがて死ぬばかりか...
南方熊楠 「十二支考」
...毎春猴舞わし来れば猴を神官に装い...
南方熊楠 「十二支考」
...オックスフォード大学の博物館に蔵する金剛尊は三猴を侍者とすと記し...
南方熊楠 「十二支考」
...その間に猴素迅(すばや)く頬嚢に盗品を抛(な)げ込みたちまち籃を遠ざかる...
南方熊楠 「十二支考」
...猴と呼び付けたと...
南方熊楠 「十二支考」
...予出口君の許しを得て珍しき猴の石像の写真をここに掲げんとせしも再考の末見合せ...
南方熊楠 「十二支考」
...人間を猿猴(えんこう)に戻したであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...足利時代に流行った「猿猴月をとる」という猿が片手を極端に伸ばしている画題があるが...
柳田国男 「故郷七十年」
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