...まだ出来てない二の丸を造った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...二の丸の下にある御番所の大広間は...
中里介山 「大菩薩峠」
...添島たちにもいってもらえるでしょう」村野伊平は二の丸大目付の与力...
山本周五郎 「風流太平記」
...二の丸御殿で祝宴がひらかれ...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...それとも二の丸の方でござろうか」「さあ...
吉川英治 「江戸三国志」
...二の丸御門につづくお留守居部屋と賄(まかな)い方の屋根をふみこえて走りつづける...
吉川英治 「江戸三国志」
...本丸、二の丸、どこにも火災はなかったが、半蔵方面からの火の粉をふせぐに、必死の働きだった...
吉川英治 「大岡越前」
...二の丸留守居役の高橋義左衛門包実(かねざね)が...
吉川英治 「剣の四君子」
...季綱は設計絵図をとり出して示しながら「ここに二の丸を拡げ...
吉川英治 「私本太平記」
...――そして三方に高い城壁をめぐらし、本丸、二の丸、新曲輪(しんぐるわ)の三部を中心に、附近の丘にはなお点々と、数ヵ所の防塁を備えている...
吉川英治 「新書太閤記」
...二の丸へ渡っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...金城(きんじょう)大坂の大規模な築城企画は、すでにその景観のあらましを竣工(しゅんこう)し終っていて、夜ともなれば、八層(はっそう)の天守閣(てんしゅかく)、五重の城楼(じょうろう)、本丸、二の丸、三の丸にわたる無数の狭間(はざま)狭間から、あかるい灯が、夜空をかざり、東は大和川(やまとがわ)、北は淀川(よどがわ)、西は横堀川(よこぼりがわ)、南は大空濠(おおからぼり)を境として、この世の物か、と疑われるばかりな夜景を現出していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...二の丸の兵と入れ代えを考えたが...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして目の下の二の丸へ...
吉川英治 「新書太閤記」
...二の丸へとおもいおもいに散って行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...二の丸の森から、鴉(からす)が翼を搏(う)って群立った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...二の丸の火災とか...
吉川英治 「松のや露八」
...二の丸のほうで怖ろしく啼き立てている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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