...猩々(しょうじょう)顔に...
石井研堂 「元日の釣」
...最も下にかたまりて猩々岩となる...
大町桂月 「妙義山の五日」
...その中でも猩々(しょうじょう)やチンパンジーのごとき大猿がもっともよく似ている...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...お祖母(ばあ)様と黒猩々(くろしやう/″\)5・24(夕)最近西部戦線で...
薄田泣菫 「茶話」
...余は猩々(しょうじょう)狂斎の背景に二代目国貞が新柳二橋(しんりゅうにきょう)の美人を描きたる一枚絵に時として佳(よ)き者あるを見たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...例の猩々だけは踊らない...
中里介山 「大菩薩峠」
...「やあ――女だ」床几(しょうぎ)に腰をかけた猩々(しょうじょう)の仮面(めん)は...
中里介山 「大菩薩峠」
...ステッキをついて猩々(しやう/″\)のやうに髯を生やした馬鹿に鼻の高い「おろしや人」が虎よりは見物人の方を見乍ら長閑(のどか)にパイプを喫(ふ)かしてゐる...
長與善郎 「青銅の基督」
...綽名(あだな)を猩々齋と言はれるほどの酒豪で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一本氣の猩々齋が腹を立てることでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「猩々一頭、右は大いなる黄褐色のものにして、ボルネオ島に産したるものゝ如し...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...広告で見ると猩々を生捕つたのがボア・ド・ブウロニユだと云ふ事だ...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...そして今一人の男に手伝つて貰つて、猩々を生捕つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...すると猩々が閉ぢ籠めてあつた室から脱け出して...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々の目に付いた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々は窓の下へ駆け寄つた...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...猩々の行方には構はずにゐたと云ふのである...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...氏が銃殺した猩々の屍を他の猩々どもが運び去ったと...
南方熊楠 「十二支考」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??