...彼女は独立的な人物で、自分の意見をはっきりと述べる...
...父親に反発して、独立的に生きようとしている...
...この問題に対して私の考えは、個人的な見解として独立的に持っています...
...独立的に働くことができる人材は、組織にとって貴重である...
...独立的な判断力を持って、自分自身を信じることが大切です...
...独立的に取出して来てみても充分に読み応えはあろうと思われる...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...さよう独立的と言いますか後家星と言いますか...
上村松園 「三味線の胴」
...一層自己の独立的存在を堅固に築き上げねばならぬ...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...杉山茂丸等数十名の同志は我が国の独立的体面を守らんがために政府に抗し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...わたし自身としては日雇い労働者の仕事がいちばん独立的なものであるということを知った...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...そんなものは不要だといいうるほど独立的な男はいない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...町の窮民は往々にしていちばん独立的な生活をしているとわたしは思う...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...それが自己独立的な論理としては存在を包み切ることが出来ず...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...だからこのような――独立的な――自然哲学は必ず...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...そして而もそれが論理である以上自己独立的な外見を有たねばならぬという処に...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...二人のうちでコルネイユ師のほうがより独立的な精神をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...猜疑(さいぎ)的な高慢心と独立的な短気な悪い性質とのために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...個物はなお真に独立的ではない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...然るに個物は何処までも独立的たることによって個物である...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...一箇の尊敬すべき独立的人格者として生活すべき事を他人(ひと)にも我にも承認させた...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...ある刺戟によって独立的に思い立ったものであろう云々...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...感覚的表徴能力のそれのようには独立的な全体を持たず...
横光利一 「新感覚論」
...イギリスのスコトゥス・エリゲナ(877歿)の如き西欧最初の独立的な思想家を出すには出したが...
和辻哲郎 「鎖国」
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