...独得のスキルを持っている...
...彼女は独得の方法で問題を解決した...
...その技能は独得によって習得したものだ...
...彼の成功の秘密は、独得による独自のアプローチにある...
...独得の才能を発揮した彼女は、賞を受賞した...
...そのうえに何万年も火星独得の進化と生長とをとげたんだから...
海野十三 「火星探険」
...かね/″\工案して居た彼独得の芸術の創作に取りかゝりました...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...彼独得の法則にかなったやり方で調べた...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...兄には兄独得の工夫があるらしかつた...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...この歴史的観点が独得の形で発達したものの例は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...独得なる霊魂復活の信念を働かせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...満腹すれば独得の方法で自(みずか)ら嘔吐し...
中島敦 「狼疾記」
...一種の表情によって伝える独得の表現力をもっているというのである...
中村地平 「宮崎の町」
...独得の美しさを呈している...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...かえって独得の美術...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...南極独得の大吹雪はこの地球上で最も恐るべきものの一つになっている...
久生十蘭 「南極記」
...父から稲富流の秘伝をうけて独得の技芸を身につけ...
久生十蘭 「ひどい煙」
...独得の色を失って...
古川緑波 「浅草を食べる」
...いかにもこの外国人の多い村らしい独得な美しさのあるのを面白(おもしろ)がって...
堀辰雄 「美しい村」
...日に日に高まる闘争とともに独得な芸術作品を創造させて行くための努力が...
宮本百合子 「国際無産婦人デーに際して」
...ここにそういう資質の独得な歓喜と悲劇ともふくまれているわけでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...誰が何料理を得意にすると各々(おのおの)独得の技倆(ぎりょう)を持っていながら更(さ)らに世人へは知れていません...
村井弦斎 「食道楽」
...その叔父独得の陽気な響きを喪った声の中には...
夢野久作 「鉄鎚」
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