...独得のスキルを持っている...
...彼女は独得の方法で問題を解決した...
...その技能は独得によって習得したものだ...
...彼の成功の秘密は、独得による独自のアプローチにある...
...独得の才能を発揮した彼女は、賞を受賞した...
...こんな風土からはまた独得な人情も生れるんだ...
太宰治 「津軽」
...患者に対しても独得の療法を施し...
太宰治 「パンドラの匣」
...此れからいよ/\僕独得の芸術を作り出すから見て居てくれ給え...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...子供独得の変な持ち方をする上に...
谷崎潤一郎 「細雪」
...世間でもこいさん独得の芸術として認めるようになった仕事を...
谷崎潤一郎 「細雪」
...此の独得の世界、われ/\が呼んで「鏡花世界」と称するものゝ中には、しば/\異常な物や事柄が扱はれてゐるにも拘はらず、そこには何等病的な感じがない...
谷崎潤一郎 「純粋に「日本的」な「鏡花世界」」
...一種独得の快感を見つけだしたに相違ない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...自然の観照は独得です...
中里介山 「大菩薩峠」
...一種の表情によって伝える独得の表現力をもっているというのである...
中村地平 「宮崎の町」
...あるいはこの独得の美を気界に伝えることができるかもしれない...
中谷宇吉郎 「海底の散歩」
...青とも灰色ともつかぬうるんだような一種独得な深い瞳の色は...
久生十蘭 「青髯二百八十三人の妻」
...シカシ菽麦(しゅくばく)を弁ぜぬ程の痴女子(ちじょし)でもなければ自家独得の識見をも保着(ほうちゃく)している...
二葉亭四迷 「浮雲」
...彼独得のものであった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...一種独得な優越についての第一印象を...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...全く雀の国独得の文化であって...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...すべて独得の細工が大評判で...
山本笑月 「明治世相百話」
...その叔父独得の陽気な響きを喪った声の中には...
夢野久作 「鉄鎚」
...京都には古くから駒井象嵌と称する独得な鉄地象嵌の伝統があったが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??