...ここで北国民は一つの独創的な変更を加えている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...古画のようでそれで何処となく独創的な所があり...
上村松園 「昔のことなど」
...ペンに関する独創的な名文句を募集する事に定めた...
薄田泣菫 「名文句」
...彼は独創的な研究によって人間の眼は獣類の眼と入れ替える事が容易で...
太宰治 「女人訓戒」
...もっと独創的な新天地へ突き進んでいたかも知れない...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...『もう少し独創的なものが欲しい』などと言はれてゐた...
田山録弥 「明治文学の概観」
...真に独創的な思想を披瀝し...
辻潤 「錯覚自我説」
...最独創的な自然観人生観を盛った随筆の「中間物」とを対比させて見れば...
寺田寅彦 「科学と文学」
...ましてや論文が独創的なものであればあるほど...
寺田寅彦 「学位について」
...当時の氏の他の独創的な論策に較べて著しく地につかない青臭いものであった...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...それから又その独創的な(?)追加的解釈...
戸坂潤 「思想としての文学」
...下手に独創的な思想家はあぶなっかしいものだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...最も独創的な天才である」というような言葉で...
久生十蘭 「泡沫の記」
...わたしの部屋や――わたしの彫像や――わたしの絵画や――建築と室内装飾とのわたしの着想の独創的なことなどに...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...警部が独創的な考えと捜査方法の持ち主だと分かり始めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...いたずらに水彩画などを描(か)いても器用で独創的なところがあった...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...一 独創的な仕事では少しもないこと...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...光悦芸術や真珠庵や遠州の独創的な京都文化の一面を案内してくれるつもりだったが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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