...さして独創的なところのない青年として見られているのを知っていた...
有島武郎 「星座」
...その着想の独創的なのに...
有島武郎 「私の父と母」
...ここで北国民は一つの独創的な変更を加えている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...古画のようでそれで何処となく独創的な所があり...
上村松園 「昔のことなど」
...彼の生活の最も独創的な部分でもある...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...どれだけのところに独創的な機構の長所があるのか知ることはできないが...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...ましてや論文が独創的なものであればあるほど...
寺田寅彦 「学位について」
...自由は個性に基く独創的な生産活動を意味して来る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...世に認められない独創的な力強い芸術家らを弁護するの力は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ことに民主主義などをいっこう気にかけていないもっとも独創的な音楽家を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...独創的な考えを持ち...
中谷宇吉郎 「イグアノドンの唄」
...本当に独創的な研究は...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...最も独創的な天才である」というような言葉で...
久生十蘭 「泡沫の記」
...わたしの部屋や――わたしの彫像や――わたしの絵画や――建築と室内装飾とのわたしの着想の独創的なことなどに...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...独創的なところの乏しい青年である...
三木清 「如何に読書すべきか」
...誤訳から却って面白い独創的な思想が引出されている場合さえあるのである...
三木清 「軽蔑された飜訳」
...そいう内から破ってゆく独創的な力...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どこからこの独創的な表現を捕えてくるのか...
柳宗悦 「民藝四十年」
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