...独創的な行為がまるで出来ず...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...それでその描かれるものが何処か若々しい独創的なところがありました...
上村松園 「昔のことなど」
...独創的な意見とはこんなのを言ふのかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...広重(ひろしげ)や歌麿(うたまろ)が日本の風土と人間を描写したような独創的な見地から日本人とその生活にふさわしい映画の新天地を開拓し創造するような映画製作者の生まれるまでにはいったいまだどのくらいの歳月を待たなければならないか...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...ある与えられた研究題目に対して独創的な実験的方法を画策して一歩一歩その探究の歩を進めて行った道筋の忠実な記録を読んで行くときの同学読者の心持ちは...
寺田寅彦 「科学と文学」
...第一構図や意匠の独創的な事は別問題としても今ここに論じているような「不協和の融和」という事が非常にうまく行われているので...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...それを序編とする同氏の近刊著書「風土」における最も独創的な全機的自然観を参照されたい...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...そこでは独創的な個人が社会計画の結果として大衆的に輩出し...
戸坂潤 「技術の哲学」
...当時の氏の他の独創的な論策に較べて著しく地につかない青臭いものであった...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...氏の独創的なそして警抜な眼光は...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...世に認められない独創的な力強い芸術家らを弁護するの力は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の楽曲の独創的なことをほめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...よほど独創的な想像力がないとこんな変化は出来んのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その自殺者が皆独創的な方法をもってこの世を去るに違ない」「大分(だいぶ)物騒(ぶっそう)な事になりますね」「なるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...警部が独創的な考えと捜査方法の持ち主だと分かり始めた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一 独創的な仕事では少しもないこと...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...吾々の独創的な仕事だったかも知れぬ...
柳宗悦 「四十年の回想」
...光悦芸術や真珠庵や遠州の独創的な京都文化の一面を案内してくれるつもりだったが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??