...独創的な解剖やらをやらうとして...
田山録弥 「小説新論」
...独立独行だ!」さも大きな独創的な考を得たように...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...真に独創的な思想を披瀝し...
辻潤 「錯覚自我説」
...ややもすればその独創的な点がもうそろそろ一種の安心したような...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...それを序編とする同氏の近刊著書「風土」における最も独創的な全機的自然観を参照されたい...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...独創的な事件というものはとかく巨大な犯罪には現れてこない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「赤毛連盟」
...そして最も独創的な社会学者 G. Tarde はこの点に就いて吾々を助ける(La logique sociale を見よ)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...長岡博士や故寺田寅彦博士の地球物理学方面の独創的な卓見は興味あるものだし...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...それから又その独創的な(?)追加的解釈...
戸坂潤 「思想としての文学」
...河上肇博士は普通の意味では決して独創的な所謂思想家ではないが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...本当に独創的な研究は...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...その自殺者が皆独創的な方法をもってこの世を去るに違ない」「大分(だいぶ)物騒(ぶっそう)な事になりますね」「なるよ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...単純ないくつかのマニエールに独創的な組合せをあたえることによって...
久生十蘭 「新西遊記」
...格別にすぐれた事や変った事や独創的な事など...
三好十郎 「恐怖の季節」
...一 独創的な仕事では少しもないこと...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...どこからこの独創的な表現を捕えてくるのか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...独創的な構図とは思えぬ図が多い...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...独創的な頭があるとも言えない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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