...ここで北国民は一つの独創的な変更を加えている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...もっと独創的な新天地へ突き進んでいたかも知れない...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...独立独行だ!」さも大きな独創的な考を得たように...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...どれだけのところに独創的な機構の長所があるのか知ることはできないが...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...そういう種類のものにはやはり必ず何かしら独創的な内察があり暗示があり...
寺田寅彦 「科学と文学」
...それを序編とする同氏の近刊著書「風土」における最も独創的な全機的自然観を参照されたい...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...仮にカントの独創的な問題であったとすれば...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...主として独創的な研究者が来て教えていたが...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...最も独創的な天才である」というような言葉で...
久生十蘭 「泡沫の記」
...いたずらに水彩画などを描(か)いても器用で独創的なところがあった...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...ちょっとした独創的な箇所が含まれていなかったとしたら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...先生は西洋哲学輸入後日本において初めて独創的な哲学を組織された方であるが...
三木清 「西田先生のことども」
...そいう内から破ってゆく独創的な力...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もうすこし変った事や独創的な事なら書けそうに思った事がありますが...
三好十郎 「恐怖の季節」
...吾々の独創的な仕事だったかも知れぬ...
柳宗悦 「四十年の回想」
...土佐派のものにもずいぶん独創的なものがある...
山本周五郎 「おれの女房」
...何ら独創的な見解があったわけではない...
「純粋小説論」
...そりゃア何も直木氏の独創的な論でもない...
吉川英治 「小説のタネ」
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